先日、代官山UNITで行なわれた自身が主催する対バン・イベント<Active Rock Vol.1>ファイナル公演で、2ndアルバム
『Bohemia』をリリースすることを発表したばかりの
ROCK'A'TRENCH(ロッカトレンチ)。『Bohemia』の初回盤特典として、アコースティックを中心としたスタジオ・ライヴ映像(7曲)が収録されることが決定、さらにそこでは、アルバム収録曲「Yeah Yeah Yeah」をアコースティックで
ダニエル・パウターとコラボ!
以前からダニエル・パウターの音楽性をリスペクトしていたというROCK'A'TRENCH。このアコースティック映像を収録する際に、何か一緒にやれたら……とメンバー間で話しており、ダニエル・パウター側に打診したところ、同じレーベル・メイトとして快諾!
収録当日は、円形のステージに絨毯が敷かれ、大人の雰囲気で演奏がスタート。ROCK'A'TRENCHの5人が向き合う円陣の中にダニエル・パウターが入り、6人でのパフォーマンスがスタート。イントロの山森大輔(vo、g)のリフからはじまり、そこにパウターのピアノ、ドラム、ベース、アコースティック・ギター、トロンボーンが徐々に加わっていく……。パウターもコーラスに加わり、迫力のある最高のパフォーマンスが実現! 休憩中には、誰かしらが音を鳴らすとそれに合わせてそれぞれが音を重ね合わせ、終始、和やかなムードで収録が進められたとか。両者は初めてのコラボとは思えないほどのパフォーマンスを披露しています。
なお、MUSIC ON! TVではこのアルバムのリリースを記念したスペシャル番組も放送予定なので、ぜひこちらもチェックを。
<ダニエル・パウターからのコメント>
彼らとのコラボは本当にアメージングな経験だったよ。彼らは結束力も強く、彼らは本当に良いバンドだよ。一緒にいい音も出せたしね。共演するに当たって、相手のことがあまり分からないで曲を演奏することもあるんだけど、彼らの場合はレコードと全く同じレベルの演奏力があって、僕もすぐに曲に入る事ができたんだ。彼らは本当に演奏力が優れていて、共演した曲(「Yeah Yeah Yeah」)は本当に良い曲だと思った。共演ができて、本当に光栄だよ。一番今回僕が気を付けたのは、ロッカトレンチの音楽は既に完璧だったから、あんまり出しゃばって、別の色を音楽に付けたくなかったんだ。バンドに合わせる様に演奏したつもりだよ。
<ROCK'A'TRENCH / 山森大輔からのコメント>
ダニエルと音を出してすぐ分かったのが、彼は職人的なミュージシャンだということ。決して器用で、セッションを楽々こなすタイプではない人だった(自分も同じタイプだからよく分かる)。だからこそ、今回共演をしてくれたことに感謝するし、手癖やセオリーで合奏するだけでは無い音楽が作れたと思う。別れ際、また一緒に音楽を創りたいねと話し、その二日後には彼から「アイディアがたくさんあるからいつでも言ってくれ」とメールが届いた。本当に最高なピアノマンだった。
(C)YOSHIHARU OTA