ソニー・ミュージックが開設するCDクラブ・ネットショップ内にて、2010年9月1日より始動した<オーダーメイド・クラブ>で、ギタリスト
渡辺香津美がアルファに残した78年の名作『マーメイド・ブールヴァード』の再発のための投票受付を開始しました。
まず、オーダーメイド・クラブとは、廃盤となり入手困難になったタイトルをユーザーのリクエストにより、復刻してお届けするというもの。復刻されるまでの行程は、まず運営者側が発売の要望が高い作品をサイト上にアップ。それを見たユーザーは、「これは復刻してほしい!」と思ったらリクエスト票を投じます(1stステージ)。得票数が規定数に達した作品はネクスト・ステップ=いよいよ購入予約可能な状態(2ndステージ)に。そして予約枚数が規定の数に達した段階(3rdステージ)で、晴れて復刻されるという流れ。そして規定の投票数に達し次第、購入できます。
『マーメイド・ブールヴァード』は、渡辺香津美が、高度な演奏力で話題騒然だった
リー・リトナー率いるジェントル・ソウツと共演した78年のリリース作品。リー・リトナーがリズム・アレンジを担当し、77年の10月に東京芝浦スタジオで録音されたもの。レコーディングにはジェントル・ソウツの面々のほかに、日本からは故・
深町純がキーボードとストリング・アレンジで、また
吉田美奈子がコーラスで参加。日米を代表する二大フュージョン・ギタリストによるクールなインタープレイは圧巻です。本作が復刻される際には、 SACD HYBRID盤仕様となっています。作品・投票の詳細は、<オーダーメイド・クラブ>公式サイト(
cdclubnetshop.com)へ。