英国のシンガー、
エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)が23日午後、ロンドン北部の自宅マンションで死亡しているのが発見されました。享年27。死因は現在究明中ですが、薬物過剰摂取の疑いが持たれているそうです。
ジャズやR&Bなどからの影響を感じさせる、ソウルフルなヴォーカルで人気のエイミー・ワインハウスは、2003年にアルバム
『フランク』でデビュー。デビュー作は瞬く間に大ヒットし、日本デビュー盤となった2ndアルバム
『バック・トゥ・ブラック』は、2008年のグラミー賞で最優秀新人賞をはじめ5部門を受賞するなど、高い評価を獲得しました。
そんな華々しい音楽活動とは裏腹に、私生活では薬物や飲酒によるトラブルをたびたび起こしており、今年5月にはアルコール依存のリハビリ施設に入所するためにツアーを中断。6月にはツアーを再開するも、高いレベルのステージが見せられないことを理由に、ツアーの一部を中止していました。
奇しくも
ジミヘンや
カート・コバーンらが亡くなった同じ“27歳”での逝去。才人のあまりにも早すぎる死に、深くご冥福をお祈りいたします。