昨日の<GREEN STAGE編>に引き続き、7月29日〜31日に開催されたフジロックフェスティバルのオフィシャル・ライヴ写真<WHITE STAGE編>をレポートとともに公開!
<GREEN STAGE>に次いでメインとなる大きなステージが<WHITE STAGE>。1日目のトリは、
ミック・ジョーンズ率いる
ビッグ・オーディオ・ダイナマイト(B.A.D)! ファン待望の13年ぶりの来日、まさかのオリジナル・メンバーということで、今年のフジロックの中でも大きな見どころの一つという人も多かったことでしょう。ステージのバックにはドンとB.A.Dのロゴが入った垂れ幕が掲げられ、ミックはスーツ姿でダンディな風格を漂わせつつ登場。ヒット曲を交えた構成で、新曲も1曲披露されるなど、意欲的なライヴとなりました。今後新曲のリリースも期待できるかも? MCでは、フジロックに多大な貢献をしてくれた生前の
ジョー・ストラマーに、フジロックへの出演をすすめられていた、というエピソードも披露してくれました。
2日目のトリは、リリース直後の新作
『イフ・ノット・ナウ、ウェン?』を携え、7年ぶりの来日となった
インキュバス。バンドTシャツをがっつり着込んだお客さんが多く見受けられ、久々の来日を本当に心待ちにしていたよう。新作でも聴かれたように、さらにメロディアスで良心的なアメリカン・ロックを追求している彼らは、ヘヴィなアンセム・チューンを盛り込みながらも、しっかり自分たちの足元を見つめるかのような着実なライヴを披露。大人の艶が増したヴォーカル、ブランドンが目を閉じて歌い上げる姿も本当に魅力的でした。
そして3日目のトリには、USオルタナの真打
ウィルコが登場! ほとんどMCもぜず、派手な煽りをすることもなく淡々と演奏。しかし、ギター3本を駆使した圧巻のバンド・アンサンブルで、じわじわと確実に盛り上げていくその力量にはただただ感服。また、滋味深い歌の力も相俟って、静かに、そして大きな感動を呼び起していました。まさにホワイト・ステージの大トリにふさわしい素晴らしい演奏でした。