昨年はアンビエント・アルバム
『空気のおんがく』をリリース、映画『西の魔女が死んだ』のサウンドトラックや、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)及びカルタヘナ議定書第5回締約国会議(MOP5)のオープニング楽曲でも知られるコンポーザー、
bajune tobeta(トベタ・バジュン)。自身が主催するレーベルportからの一連のリリースをはじめ、幅広いフィールドでその奇才ぶりを発揮しているサウンド・アーティスト、
evalaこと江原寛人。2人によるコラボレート・アルバム
『white sonorant』(PFCD-26 税込2,310円)が名門PROGRESSIVE FOrMよりリリース! 8月12日に発売となりました。
本作は、bajune tobetaのピアノ演奏をevalaならではのプロセスで解体・再構築した作品。とはいえ難解なイメージとは無縁です。儚げなピアノの旋律、プロセッシングされたevala本人のヴォイス、波形の隅々から切り取られた涼しげな音の粒子が浮き沈みする、ポップ・アンビエント作品に。暑い夏を乗り切るにももってこいの、美しい仕上がりとなっています。