モダン・ジャズ・シーンを代表する1人、
チック・コリア(Chick Corea)と、ミラノ生まれでポスト・キース・ジャレットの筆頭と目されている
ステファノ・ボラーニ(Stefano Bollani)。この2人のピアニストが2010年12月にイタリア中部の街、オルヴィエートのマンチネッリ劇場でライヴ録音したアルバム『オルヴィエート』(UCCE-1128 税込み2,500円)が10月5日に発売になります。
古希を迎えた重鎮と、15歳でデビューして以来ジャズはもとよりラテンやクラシックも弾きこなす若手の2人がピアノ・デュオで披露するのは、
ビル・エヴァンスの演奏で知られる「ナーディス」や
アントニオ・カルロス・ジョビンの「白と黒のポートレイト」などのスタンダード・ナンバー。即興演奏を挟み、緊張感とインスピレーションに満ちた演奏を聴かせてくれるはずです。
会場となったマンチネッリ劇場は、1866年に完成した新古典主義様式の名建築として知られており、エレガントな内装や独特な音響が特徴といわれています。
※10月5日発売
チック・コリア & ステファノ・ボラーニ
『オルヴィエート』
(UCCE-1128 税込み2,500円)
[収録曲]
01.オルヴィエート・インプロヴィゼーション No.1
02.白と黒のポートレイト
03.イフ・アイ・シュッド・ルーズ・ユー
04.ドラリセ
05.ジターバグ・ワルツ
06.ア・ヴァルサ・ダ・パウラ
07.オルヴィエート・インプロヴィゼーション No.2〜ナーディス
08.まなざし
09.ダーン・ザット・ドリーム
10.ティリティトラン
11.アルマンドのルンバ
12.Fのブルース(ブルース・イン・エフ)
[演奏]
チック・コリア(p)
ステファノ・ボラーニ(p)