“堺正章とクレイジーケンバンド”名義でのコラボレーション・シングル「そんなこと言わないで」を9月14日にリリースする堺正章と横山剣が、シングル発売と着うた（R）、着うたフル（R）の配信開始を記念し、8月24日（水）に都内で公開レコーディングを行ないました。

　今年、とあるパーティで会う機会があった堺正章と横山剣。初対面にも関わらず、お互いの共通の趣味の車や音楽の話で盛り上がり、会場を抜け出し二人で二次会に行くことに。自然と「不安定な世の中に対して、皆が楽しく元気になるような曲を二人でやれば良いのでは？」と気持ちが合致し、今回のコラボ企画が実現したとか。横山が堺をイメージし、インスピレーションでパッと出て来たというR＆B歌謡に仕上がっており、横浜の自宅へ帰る車中にて、すでに曲のイメージが完成していたとか。

　同世代の大人への応援歌とも言える今回の楽曲について、堺は「“大人が元気になる”が大事なコンセプト。楽しくやっているという感じを出したかった。好きなことは自分で見つけて、元気のハリのある自分でいることが大切」とコメント。また、横山剣は「子供の頃に堺さんを見かけて手を振ったら、笑顔で振りかえしてくれて。今こうやってご一緒できるのが夢のようです」と、エピソードを披露。最後には二人で声を合わせて、「ある程度年齢が行った方も“もうダメか”なんて、“そんなこと言わないで”！」と笑顔でポーズ！

　さらに、堺は「人にモテようとしてもそうは簡単にいかないジレンマ、昔はうまくこなせたことがなかなかうまくいかない、年令を重ねた裏にある、そんなおやじの匂いを明るく歌ってみました。作詞作曲の剣さんの深みを持つ表現方法に、何度も聴いている内にハマると思います」と語り、横山剣も「幾つになっても現役!!! 大変な時代だけど敢えて能天気な歌で世間に明かりを灯したい」と意気込みを語っています。