GACKTが率いるバンド
“YELLOW FRIED CHICKENz”(YFC)が9月14日、15日に行なわれたZepp TOKYOでの2DAYSライヴを皮切りに、<WORLD TOUR“SHOW UR SOUL.I”世壊傷結愛魂祭>国内公演をスタート!
ステージでは、9月14日に発売したばかりの新曲「THE END OF THE DAY」など13曲を約2時間で披露し、GACKTの「お前ら暴れに来たんだろ!? いけるか兄弟!」という呼びかけに、オーディエンスが熱狂! なお、YFCは11月6日の千葉・幕張メッセ・イベントホールまで、大阪、名古屋など9都市24公演を行ないます!
開演前から「YFCコール」が起こる会場。開演から15分ほど遅れ照明が落とされると、歓喜の声が広がる! 上手から新加入の
SHINYA(真矢)、下手からU:ZOと交互に姿を見せるメンバーを、両手を掲げて迎える観客。最後にGACKTが登場すると、ひときわ大きな声が! そして、沸き起こる声をかき消すように、SHINYAがドラムを打ち鳴らしライヴはスタート。
お立ち台の上で観客を威嚇するように睨みつけるGACKTとJON。「NINE SPIRAL」では互いのほほを近づけ絡み合いながら歌い、その妖しげな魅力で聴衆をどんどん引き込んでいく。GACKTのソロ曲「Episode.0」では、日本語の歌詞部分を一部英語に訳し歌うなど、YFCでしか聴くことができないアレンジで魅了。GACKTとJONの重なり合い、離れていく声の魅力にファンらは圧倒された表情でステージを見つめる。真摯に音を届けた前半から一転、中盤の「妄想ガール」では“パーティ・バンド”らしく、GACKTとJONが両手を振り回し、腰をくねらせながら踊り出すアッパーなパフォーマンスも!
曲中盤には、熱狂する観客の熱におされるように、黒のタイを外し、白のシャツボタンを引きちぎる2人。熱狂で白く煙ったフロアをあおるように「VANILLA」「EVER」とラテンのノリが続き興奮は最高潮に。「男! まだいけるよな!? 女! もっと後ろからガンガン攻めてこいよ!」と声を送り続けるGACKT。「お前らの魂の叫びを見せてみろ! JESUS!」の声に拳を振り上げるファン。ケンカのような叫び声を上げ、魂をぶつけ合うGACKTらと観客。GACKTは狂乱したフロアを見つめると左手で胸を叩き、想いが届いていることをアピール。
本編最後の「ALL MY LOVE」では、「Close your eyes...」と合唱したフロアを7人で見つめ、GACKTは「こんな時代だからこそ、お前たちには笑っていて欲しい。いつだってお前たちは一人じゃない。どんなときもオレたちはいつもそばにいるからな」とメッセージ。観客とともに指で「I LOVE YOU(親指と人差し指、小指を立てる)」のサインを作り、想いを交換する姿が実に印象的なステージとなりました。