9月28日に5thアルバム
『DocumentaLy』をリリースした
サカナクション。アルバム収録曲「エンドレス」ミュージック・ビデオがYouTube上に公開されました。(www.youtube.com/watch?v=HZZk2Mq_yjA)「エンドレス」は、山口一郎が 2011年初頭から制作に着手し、楽曲完成まで約8カ月を 要した力作。彼がこの2011年という時代にミュージシャンとして発信すべきメッセージを1曲の中に封じ込めた渾身の楽曲であり、アルバムでもっとも重要な1曲。ミュージック・ビデオの監督は映像クリエイターの志賀匠氏と北澤“momo”寿志氏が務めています。
暗闇に配置された多面体のオブジェ。サウンドとシンクロして幾何学的なグラフィックが投影されるオブジェの中にはメンバーと思しき5人の人影。しかしその頭部はジャケットアートワークにも象徴的に登場する目玉に……。感情を失い、記号化したかのような目玉頭のメンバー。そしてそのメンバーを遠巻きに見つめる目玉頭のメンバー。実写映像なども投影され、楽曲が感情の大きな起伏を受け止めて熱を帯びるのと対照的に、記号化し、無機質に見つ続ける目玉たち……。
アルバムの根幹ともなる楽曲「エンドレス」のミュージック・ビデオは多くの示唆に富む問題作となっています。注目。
サカナクション「エンドレス」Music Video