5人組のガールズユニット・
ももいろクローバーZが30日、東京渋谷のShibuya O-EASTで自身初となる女性限定ライヴ<ももクロ女祭り2011>を行ないました。
今回の女性限定ライヴのチケットは、発売と当時に1000枚が即完売。ライヴ当日は観客だけでなくスタッフや関係者も女性に限定(やむを得ず参加する男性スタッフは、頭に大きなリボンを着用)し、文字通り“男子禁制”の女祭りとなりました。女性であふれた会場は、普段とはひと味違う華やかな雰囲気。10代、20代の女性が目立ちました。
ライヴは<女祭り>にふさわしく、法被風の衣装にねじり鉢巻を模したヘッドアクセサリーをつけたメンバーが、大太鼓を叩くパフォーマンスでスタート。シングル・ナンバー「ミライボウル」「ピンキージョーンズ」「Z伝説 〜終わりなき革命」などの他、11月23日にリリースされるニュー・シングル
「労働讃歌」もライヴで初めて披露されました。ライヴ終盤のブロックでは「女の子たちが好きそうな曲を最後のブロックにもってきました。みなさん、楽しんでください(夏菜子)」と、「オレンジノート」などキュートなナンバーを3曲続けて披露。また、メンバーのソロコーナーでは個性を生かしたパフォーマンスもあり、ソロ5曲を含めて全25曲をパワフルに歌いました。
さらに、ライヴの合間には「ももクロ・ガールズコレクション(MGC)」と題して「スピンズ」「ビームス」「ギャラクシー」という3つの人気ファッション・ブランドとタイアップしたガールズ・コレクションも行なわれ、メンバーがモデルとして出演。ももクロの衣装とは違う普段着に身を包み、ステージ中央から客席に伸びたランウェイをモデルウォークすると、客席からは「かわいい〜!」と歓声があがりました。このファッション・アイテムは特設サイトから購入することもできるため、メンバーも「どの洋服を買い取りしようかな」「これ可愛い!」と買い物を楽しむ女の子の顔を見せました。他にもファッションやヘアスタイルの話題で会場は大いに盛り上がり、「女の子だけにしか話せない内緒話」のコーナーでは、女性の悩みにメンバーが個性的なアイデアで返答、客席からの声にも返事するなど、ガールズ・トークが繰り広げられた。メンバーは女性ばかりの客席に嬉しそうな顔を見せ、客席から名前を呼ばれると笑顔で手を振るシーンも。
アンコールも含めるとトータルで4時間に及ぶライヴはももクロ史上最長。「やっぱり女子って強いんだね!(れに)」とメンバーもガールズ・パワーを再確認! 「アンコールでもみんなの声が聞こえて、長い時間(ライブが)できて幸せでした。一生忘れません!(れに)」「女祭り、すごく楽しかったです。女の子でよかったなと思いました(彩夏)」「女の子だけだと雰囲気が全然違って、また新しい楽しみが増えました(詩織)」、ファンの声援に涙を見せた杏果は「これ以上泣かすなよー! 今、私が持っている力は出し切りました。こんなに涙を見せたのは初めて。男の子には内緒ね」、そして夏菜子は「どこを見ても女の子しかいないなんて不思議。もっと女の子の声をたくさん聞きたいので、またこういうライヴをやりましょ! ファンのみなさんをふくめて……ももクロっていいなーと思いました!」と締めくくりました。男性ファン顔負けの黄色い歓声と熱気に包まれて、ライヴは幕を閉じました。
さらに 11月6日には男性限定ライヴ<ももクロ男祭り2011>も開催、今回の<女祭り>と<男祭り>を併せて、ライヴDVDとしてリリースされることも発表されました。
その後は全国7ヵ所を巡るライヴハウス・ツアー、さらに12月25日にはさいたまスーパーアリーナでのクリスマス・ライヴ<ももクロクリスマス2011>も予定。なお、29日に一般発売となったクリスマス・ライブのチケットは発売日に即日ソールドアウトしたそう。
今年のラストスパート、そして来年のももクロの動きも要チェックです!