今年の9月からスタートした
ピンク・フロイド(Pink Floyd)最新リマスタリング・シリーズ。9月28日に発売された、オリジナル・スタジオ・アルバム全14タイトルの最新リマスター盤及びBOXセット、アルバム『狂気』の
デラックス・エディション&
コレクターズ・ボックスに続く第2弾リリースとして、11月9日にアルバム『炎〜あなたがここにいてほしい〜』の
デラックス・エディション&
コレクターズ・ボックス(写真)、新編成によるベスト盤
『〜百花繚乱〜ベスト・オブ・ピンク・フロイド』がいよいよ発売に!
75年に発売された『炎〜あなたがここにいてほしい〜』は、“不在”というテーマについての探求と、当時の音楽業界に対するバンドの考え方が色濃く反映されたアルバムで、全英全米ともにアルバム・チャート1位を獲得。さらに創設メンバーだった
シド・バレットに捧げた「クレイジー・ダイアモンド」という大作曲もあり、世界中で大きな話題を呼びました。
今回CD2枚組で発売されるデラックス・エディションは、オリジナル・アルバムのリマスター盤に加え、ライヴ及びスタジオ・レコーディングの未発表音源も収録、さらに新たにデザインされた20ページのブックレットが付属しています。
そしてコレクターズ・ボックスではCD2枚、DVD2枚、ブルーレイ1枚の中にオリジナル・リマスター盤や未発表音源&映像、また5.1サラウンドミックス、96kHz/24-bitのハイ・レゾリューション・オーディオで再現されたアルバム音源など貴重音源、映像も満載。さらにはこれら音源、映像に加え、当時のツアー・チケットやバック・ステージ・パスのレプリカ、特製スカーフ、ビー玉、コースター、豪華ブックレットなども付属しており、ファンにとっては究極のアイテムとなっています。
一方、同時発売のベスト盤『百花繚乱〜ベスト・オブ・ピンク・フロイド』はメンバーも公認の新たに編成されたベスト盤で、こちらも今回の一連のリリース作品同様、ジェームス・ガスリーがマスタリング、ストーム・トーガソンがアートワークを担当しています。
そして、今回のリマスター・シリーズの発売を記念して、映画『ピンク・フロイド/ザ・ウォール』ニュープリント版の東京、大阪での上映が決定。東京は11月26日(ド)〜、大阪は12月24日からの公開となります。
ロジャー・ウォーターズ自らが脚本化した“心の叫びと狂気”をテーマにした圧倒的な映像と音楽のパワー、イマジネーションの洪水を、アカデミー賞受賞監督アラン・パーカーが大胆に映画化した伝説的名作。29年の時を経て今によみがえります! ファンはこちらもお見逃しなく。
ピンク・フロイド最新リマスタリング・シリーズは今後第3弾として、アルバム『ザ・ウォール』のデラックス・エディション&コレクターズ・ボックスの発売が来年予定されています。