透明でいて抜群の存在感、そしてなによりも心地よい歌声で聴く者を捕らえてやまないシンガー・
土岐麻子が、ニュー・ミニアルバムを11月23日にリリースしました。
『sings the stories of 6 girls』と名づけられた6曲入りの本作は、タイトル通り六人六様の女の子の物語が描かれた作品。
オープニングの「HIBIKI」による軽快で高らかな開会宣言(!)に続き、スマッシュ・ヒットとなったCMソング「Gift 〜あなたはマドンナ〜」は、作者のEPOとのデュエットによるニュー・アレンジで、より王道でスケールの大きなポップスに生まれ変わっています。続くもう1曲のEPO書き下ろしによる「悲しくて笑った」は、土岐麻子初のクリスマス・ソングで、明るいメロディに乗せて描かれるちょっぴり悲しい物語に引き込まれること必至。そして古来の祝詞を元に作られたという「ひふみうた」の不可思議な癒しの世界、今年の夏に配信限定でリリースされた「Mr. Summertime」と続き、ラストは浮遊感たっぷりで一層リリカルなウィンター・ソング「NEW YEAR, NEW DAY」。今作では心地よい従来の土岐麻子ワールドに、今まで以上に深みが加わった印象で、今後の新たな展開にも期待できます。
なお、DVDには、7月に行なわれたビルボードライブ東京でのライヴの模様が収録されているので、生の彼女を未体験の方は是非そちらもチェック。12月には東名阪ツアー(東京公演はソールドアウト)、年明けの2月には再度、東京でのワンマン・ライヴが予定されています。