今年でデビュー10周年を迎えた
CHEMISTRYの
堂珍嘉邦が行なった初のソロ・ツアー<堂珍嘉邦 ソロツアー2011 -Drunkboat->が、12月25日にLIQUIDROOMで最終公演を迎えました。
長年の夢だったというライヴハウスで東京(2公演)・大阪・名古屋を回った今回のソロ・ツアー。ダブル・アンコールも含め全14曲のパフォーマンスを行なったツアー・ファイナルでは、堂珍自身がルーツとして挙げるブリティッシュ・ロックやオルタナティヴ・ロックのテイストにあふれた楽曲のほか、今秋に初挑戦で主演を務めた舞台『音楽劇 醒めながら見る夢』で歌われた劇中歌も2曲披露。
また、今回のツアーでは、
Maxwellや
Jeff Buckley、
Scissor Sistersといった、ジャンルにとらわれない多彩なカヴァーにも注目が集まりました。最終公演では、「広島で過ごした高校生時代から、個人的にも思い出深い曲」という言葉とともに、堂珍がかねてからリスペクトを公言してきた
ユニコーンのカヴァー「雪が降る町」が披露されると、超満員の場内を温かいクリスマス・ムードが包みました。
デビュー10周年にして初めての試みとなった今回のソロ・ツアーで披露された楽曲もふんだんに収録された、ニュー・アルバム
『Trinity』(CHEMISTRY)は、2012年1月25日に発売。CHEMISTRYとして、そして堂珍嘉邦、
川畑要の個々としての楽曲が三位一体となった意欲作となっています。