2010年の15枚目のスタジオ・アルバム
『ファイナル・フロンティア』がイギリスを含め全世界27ヵ国で1位を記録し、80年のデビューからメタル界のトップを走り続け、いまだ世界最高のメタル・バンドとして君臨する
アイアン・メイデン(Iron Maiden)。そんな彼らの最新ツアーを収めたライヴDVD
『ファイナル・フロンティア・ライヴ(原題:EN VIVO!)』の発売が3月28日に決定しました!
このライヴは最新アルバムのリリースに合わせて行なわれた<ファイナル・フロンティア・ワールド・ツアー 2010-11>を収めたもので、リード・シンガーの
ブルース・ディッキンソンがパイロットを務めるボーイング757、その名も“エド・フォース・ワン”で世界周航を行ない、全36ヵ国98公演で200万人以上のファンを魅了したツアー。収録されるステージは、5万人以上の観客を前にして行なわれた2011年4月10日南米チリのサンティアゴ国立スタジアムでの公演。
なぜ南米での収録?と疑問が湧きますが、バンドのリーダーである
スティーヴ・ハリス曰く、「<ファイナル・フロンティア・ツアー>では南米で撮影することが重要だったんだ。なぜなら毎回そこを訪れるたびにファンのリアクションに圧倒され、どうしてもそれを収録したかったんだ。いろいろと検討した結果、ツアーの中でもベストなパフォーマンスの1つだったし、国立スタジアムで演奏出来きたことは我々にとっても画期的な瞬間だったからサンティアゴでのライヴを選んだんだ」とのこと。コメントの通り、彼らのパフォーマンスに応える南米のファンの熱狂ぶりは、本作の見ものの一つと言えるでしょう。また、ちょうど南米ツアーに完成が間に合ったという“新しい巨大なエディ君”もここでお披露目されています。
そしてライヴ映像本編とあわせて、ボーナス・ディスクには88分のドキュメンタリー、“ビハインド・ザ・ビースト”を収録。すべてアイアン・メイデンのクルーによって制作され、アイアン・メイデンのツアーがどのように行なわれるのか、またコンサート中、舞台裏では何が行なわれているのかなど、バンドの裏側を垣間見ることができる興味深いハイ・クオリティなホーム・ビデオとなっている模様。
フィジカル・ディスクは、2枚組DVDとブルーレイの通常盤に加えて、限定盤として2枚組DVDコレクターズ・スティール・ブックケースと2枚組LPのピクチャー・ディスク仕様が、また、2枚組のサウンド・トラックCDアルバムが発売に。そして通常盤の映像/CDアルバムがデジタル・ダウンロードでもリリースされるとのことです。
Photographer John McMurtrie(C)2011 Iron Maiden Holdings Ltd
※3月28日発売
アイアン・メイデン
『ファイナル・フロンティア・ライヴ』
ブルーレイ、2枚組DVD、2枚組CD
3月28日(輸入盤:3月26日)発売予定
[収録予定曲]
DVD DISC1<LIVE AT ESTADIO NACIONAL, SANTIAGO>(約120分)
01.サテライト15
02.ザ・ファイナル・フロンティア
03.エル・ドラド
04.悪夢の最終兵器(絶滅2分前)
05.ザ・タリスマン
06.カミング・ホーム
07.死の舞踏
08.明日なき戦い
09.ザ・ウィッカー・マン
10.ブラッド・ブラザーズ
11.ホエン・ザ・ワイルド・ウィンド・ブロウズ
12.ジ・イーヴル・ザット・メン・ドゥ
13.フィア・オブ・ザ・ダーク
14.鋼鉄の処女
15.魔力の刻印
16.審判の日
17.ランニング・フリー
BONUS DISC - DVD DISC TWO <BEHIND THE BEAST>(102分)
01.ビハインド・ザ・ビースト・ドキュメンタリー
02.サテライト15…ザ・ファイナル・フロンティア PV(ディレクターズ・カット)
03..サテライト15…ザ・ファイナル・フロンティア PV メイキング
04.ファイナル・フロンティア・ワールド・ツアー