アコーディオン奏者、
リシャール・ガリアーノ(Richard Galliano)が、昨年12月で生誕100年を迎えた映画音楽の大家
ニーノ・ロータの楽曲を演奏する
『リシャール・ガリアーノ plays ニーノ・ロータ』(UCCH-1032 税込み2,600円)を2月8日に発表します。
昨年9月3日に
寺井尚子とともに東京JAZZのステージに立ち、ピアソラ・ナンバーを披露。絶賛されたそのコンサートの模様がライヴ盤
『リベルタンゴ・イン・トーキョー』として発売されるなど、デビューから四半世紀経った現在も精力的な活動を続けているリシャールが次作で取り組むのは、ニーノ・ロータ。『道』『甘い生活』『魂のジュリエッタ』『アマルコルド』などの
フェリーニ監督作品をはじめ、『太陽がいっぱい』『ゴッドファーザー』など、多くの映画に提供してきた楽曲のなかから選んだほか、アルバムの最後にはリシャール・ガリアーノがニーノ・ロータに捧げて書いた曲「ニーノ」が収録されています。
「今回のアルバムは、一歩誤れば道を外しかねない、非常にデリケートな録音だった。インプロを口実にして、何でもかんでも許されるというわけではないんだ。映画で使われたオリジナルの形に敬意を払うためには、シンプルでリアルで、かつアレンジし過ぎないよな音を求めていくことが重要なんだ」(リシャール・ガリアーノ)