bis(UK) 2003/03/25掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
チープな打ち込みとパンキッシュなスタイルでデビューしながらも、その後は、エレクトロ化が進み、ディスコチックなポップ・バンドへと変化していった、ヒョロヒョロな男2人とハチャメチャな女の子1人による、キャンデイ・ポップなスコットランド出身のバンド“
bis”が、4月末にロンドンにて行なうライヴを最後に解散することになったそうです(写真はデビュー作『ニュー・トランジスター・ヒーローズ』)。
これは彼女たちの
公式HPにて発表されたもので、今後はそれぞれのソロ・プロジェクトなどで音楽活動を継続して行くとのこと。とくに、紅一点で、今では、すっかり奥様となり落ち着いた“マンダ・リン”は、以前から行なっていたソロ・プロジェクト“the Kitchen”を本格的に始動させるつもりらしいです。これはこれで楽しみですね?
ちなみに、現在、公式HPでは、この解散を自ら祝うために制作されたラスト・ソング「Today Of All Days」をMP3にて公開中なのですが、これがまた、最近の彼女たちらしいポジティヴでディスコチックな作風であったので、デビュー時からのファンとしては寂しさが膨らみんでしまいます。日本ではデビュー時に話題になっただけかも知れませんが、どの作品も、キャッチーでポップなものを聴かせてくれる好盤であっただけに、解散は非常に残念なのですが、ソロでの活躍の方を期待しています。