POLYSICS 2003/04/04掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
相川七瀬の代表曲「夢見る少女じゃいられない」を、あのイモ欽トリオの「ハイスクールララバイ」とミックスした、なんだかよく分からないリミックス曲を、先日発売された相川七瀬のベスト盤『ID:2』に提供した、我らが
“ポリシックス”から、悲しきお知らせと嬉しきお知らせの両方がこのたび届けられました。
まずは“悲しきお知らせ”の方ですが、なんと、98年4月からバンドでドラムを叩いてきた“スガイ”が音楽性の違いにより脱退することになってしまったそうです。今月下旬からスタートするツアーまでは共に活動するそうですが、それ以降はサポート・ドラマーを迎えての活動となるとのこと。残念ではありますが、スガイの今後の活躍を期待しているとしましょう。
さて、そんな悲しき事件も起こってしまった彼らですが、先日まで行なわれていた、アット・ザ・ドライヴ・インなどを過去に手掛けている“ALEX NEWPORT”からのラヴコールにより実現したアメリカ・レコーディングにより生まれた4曲を含むニュー・ミニ・アルバム(KSCL-547\1,835(税込))が5月21日に、ついにリリースされる予定。どっかで聞いたことがあるような
『カジャカジャグー』というタイトルが付けられた今作には、そのタイトル曲や「テクノドラキュラ」といった曲に加え、
以前にリサーチ・コーナーに質問も来た、パイオニアのカーナビ「カロッツェリア DVD楽ナビ」のCMにて使用された曲「Miss.ドーナツ」も収録されるとのこと。CMの短いヴァージョンでは我慢し切れなかった、ピコピコ好きには朗報ですね。
なお、彼らは今年中に全米ツアーを行なう予定があるそうで、また、メジャー・デビュー・アルバム
『NEU』(写真)がついにアメリカでも発売されるとのこと。アメリカでは以前にインディーズ時代の音源を中心にした編集盤『Hey Bob My Friend』が発売され、それをALEX NEWPORTが気に入ったことにより、今回のアメリカ・レコーディングが実現されただけに、その当時よりも成長した彼らの姿を収めた『NEU』は更なる反響を呼んでしまう可能性も。なんせ、彼らがリスペクトする、あのディーヴォを生んだ国ですからね。