全世界で大ブレイク中のクラシック・ギター奏者、
ミロシュ(Milos)のデビュー・アルバム
『ミロシュ・デビュー!〜地中海の情熱』(UCCG-9989 税込3,500円)が4月4日にリリースされます!
1983年、モンテネグロに生まれたミロシュは、8歳でギターをはじめ、わずか6ヵ月で音楽学校のギター教師が教えられることのすべてをマスターし、9歳で公開演奏、11歳でモンテネグロ音楽コンクールに優勝。なんと同じ日に歌唱コンクールでも優勝していたという神童ぶりを発揮し、早くから注目を集めていました。
16歳のとき、ミロシュは両親の留守中にオーディション・ビデオ・テープを撮影し、イギリスの名門、王立音楽院に送ります。奨学金を得て入学を許可されたミロシュは、マイケル・レヴィン教授のもと、技術を一から学び直しました。
そして2004年、クラスの最年少にもかかわらず王立音楽院を首席で卒業。さらに、同音楽院修士課程で2年間研鑽を積み、卒業リサイタルで最優秀賞を得て、これまでにギタリストには与えられなかったメーカー・ジュニア・フェローを授与されています。
ルツェルン音楽祭などでミロシュの評判を聞きつけたドイツ・グラモフォンのプロデューサー、アレクサンダー・ブールが自分の車を運転してヨーロッパ各地の演奏会場に。そして2人は意気投合してメジャー・デビューが決まったのでした。
デビュー・アルバムのテーマは地中海。アルベニス、グラナドス、タレガ、リョベットら地中海の西に位置するスペインを代表する作曲家の名曲と、地中海の東側ギリシャのテオドラキス、そしてイスタンブールの音楽院でギターを教えていたイタリア人、ドメニコーニの作品が収められています。
今年7月には日本でのリサイタル・ツアーも決定しており、これからがますます楽しみです!