音楽マーケットが圧倒的な力を誇っていた90年代に存在した「ポルスプエスト・レコーズ」。いわゆる洋楽的な邦楽アーティスト、
“渋谷系”と呼ばれた作品をリリースして一時代を築いたレーベルが2012年の今、音楽イベント<VIVA PORSUPUESTO RECORDS>として復活することになりました。3月29日(木)、
Port of Notes(写真)をメインアクトに迎えて、渋谷SRAVAH東京にて開催されます。
1991年から1998年までに、
b-flower、
ネロリーズ、
インスタント・シトロン、
ハル・フロム・アボロ'98、
パラダイス・ガラージ(
豊田道倫)、
ダイナマイト・マスターズ・ブルーズ・カルテット(DMBQ)、
暴力温泉芸者、
エドウィン・コリンズ、
フライング・ソーサー・アタック、
ザ・ペネロープス、ホワイト・カム・カム、
B-2デプト、
フィリップスなどなど、知る人ぞ知るアーティストを輩出したミュージック・ラヴァーなレーベル「ポルスプエスト・レコーズ」。
なお、メインアクトのPort of Notesのギタリストである小島大介は、かつて「ポルスプエスト・レコーズ」のスタッフだったことがあり、そんな流れから、今回イベント出演へと繋がった模様。他にも、名物レーベルマスターの秘蔵っ子と噂される日本語、中国語を操る女性シンガーQi Fangや、ゲストアクトとして
高鈴の参加が決定しています。
当日のライヴの模様は、ライヴ・レコーディングされ、終演後には会場限定でライヴCDが即売されるというのも21世紀ならではの先進的な試みといえるでしょう。渋谷系と、ソーシャル時代を紡ぐ画期的なレーベル・フェス<VIVA POR SUPUESTO RECORDS>に注目です。