先日、待望のニュー・アルバム
『ヴァルタリ(Valtari)』のリリース(5月23日予定)を突如バンド公式サイト(
www.sigur-ros.co.uk)で発表し、ファンを驚かせた
シガー・ロス(Sigur Ros)。そのフロントマン、
ヨンシー(Jonsi)が初めて手がけたことで話題のサウンドトラック『We Bought A Zoo / 幸せへのキセキ』の日本盤が5月30日(水)に発売されることが決定!
この映画は、アカデミー脚本賞受賞経験を持ち、また大の音楽好きとしても知られる
キャメロン・クロウ監督が6年ぶりにメガフォンをとった作品で、本国アメリカでは昨2011年12月に公開され7週連続トップ10入りのロングランヒットを記録、世界での興行収入が1億ドルを突破した話題作(日本では6月8日より全国ロードショー)。
最愛なる妻の死後、2人の子供を抱え、ロサンゼルスでコラムニストとして働いていたシングル・ファーザーのベンジャミン・ミー(
マット・デイモン)は、人生と家庭を修復するために仕事を辞め、経営難で廃園寸前の動物園を購入。動物園の飼育員ケリー・フォスター(
スカーレット・ヨハンソン)やリリー・ミシュカ(
エル・ファニング)らの協力を得ながら、動物園の運営を通して動物たちや家族との関わりを描く、実話をもとにした感動のヒューマン・ドラマです。
映画の脚本を読んで「音楽が聞こえた」というクロウ監督は、もともと大ファンであるシガー・ロスのヨンシーに早々コンタクト。快諾したヨンシーはちょうどシガー・ロスが活動休止時期だったこともあり、アイスランドからアメリカへ飛びすぐに曲を書き始めたそう。
キャメロン・クロウは自身の大ヒット作でもある
トム・クルーズ主演の映画『バニラ・スカイ』(2001年)でもシガー・ロスの曲を3曲採用していましたが、今回は全スコアをヨンシーに依頼。結果的に「1週間に満たないうちに、ヨンシーは僕が求める全ての世界を描いた曲を書いた。彼の音楽の中に、この映画が描きたい陰影、感情がある」と大絶賛するほどのサントラが完成!
シガー・ロス・ファンはもちろん、多くの音楽ファンにおすすめしたい珠玉のサントラの登場です!
ヨンシー(左)とキャメロン・クロウ(右)
※5月30日発売
ヨンシー
サウンドトラック『We Bought A Zoo / 幸せへのキセキ』
(SICP-3508 税込2,520円)
ヨンシー書き下ろしの新曲2曲を収録
日本盤はジャケット写真が変更になる可能性があります。