米ブルックリンでシンガー・ソングライターとして活躍していたルーク・テンプルを中心に2009年に結成され、トム・ヨーク（レディオヘッド）、クリス・マーティン（コールドプレイ）も惚れ込んだバンド、ヒア・ウィ・ゴー・マジック（Here We Go Magic / 以下HWGM）が3rdアルバム『ア・ディファレント・シップ（A Different Ship）』を5月23日にリリースします。

　HWGMといえば、これまでにブロークン・ソーシャル・シーン、グリズリー・ベア、ザ・ウォークメンなど、NYを代表するバンドの前座に次々と抜擢された注目のアーティスト。今年に入り、コールドプレイのクリス・マーティンもツイッターでファンを公言、コールドプレイの今夏開催のモントリオール公演の前座に抜擢しています。

　また、20110年のグラストンベリーでのパフォーマンスでは、ナイジェル・ゴドリッチと共に観たトム・ヨークが、同フェスのフェイヴァリット・アクトとしてHWGMを絶賛したという逸話も！

　本作は、そのナイジェル（レディオヘッド、ベック他）が自らがプロデュースを申し出、制作。数々の大物アーティストを魅了したHWGMの全てが詰め込まれた秀作アルバムに仕上がっています。

　そして、先行シングル「ハウ・ドゥ・アイ・ノウ」のビデオ（youtu.be/MqaMEMIBPIw）も完成。このビデオの監督は、フリート・フォクシーズのフロントマン、ロビン・ペックノールドの実兄で、フリートやビーチ・ハウスらの映像を手掛けたことでも知られるショーン・ペックノールド。弟のロビンから勧められてHWGMの存在を知ったというショーン。オファーを受け、二つ返事で承諾したとのことです。

　そんなさまざまアーティストに愛されるHWGMは、来月開催される＜Hostess Club Weekender＞での初来日公演も決定しています。トム・ヨークが心酔したその圧巻のライヴ・パフォーマンスもお見逃しなく！

「ハウ・ドゥ・アイ・ノウ」