今年2月には、プロデューサー
小林武史との強力タッグによるニュー・アルバム
『photogenic』を発表、ヴォーカリストとして新たなポップさを見せつけた
Salyu。昨年からは
小山田圭吾とのプロジェクト“salyu × salyu”も始動し、声を楽器としてコーラスワークのみでメロディを構築するというサウンドと、それを再現するアクロバティックなパフォーマンスも好評を呼んでおり、6月にはバルセロナで開催される<Sonar 2012>に出演することが決定しています。
独自の声の表現に貪欲に取り組んできたSalyu、日本クラシック界でも著名なオーケストラのひとつである、
京都市交響楽団のフルオーケストラとのコラボレーション・コンサートを行ないました。ステージでは、伝統を重んじるとともに、新しいことを受け入れる文化を持つ街・京都で、歴史と伝統を重ねてきた日本屈指の実力を持つ京都市交響楽団のフルオーケストラと共に「VALON-1」「コルテオ 〜行列〜」「to U」「青空」「旅人」など名バラード曲を中心にコラボ。ストリングスを中心とした小編成では、最新シングル
「Lighthouse」や、「HALFWAY」なども演奏され、アンコールを含む全15曲を披露。
Salyuは「初めてオーケストラと一緒にやらせていただきましたが、(ステージが)森のようですね。音が上から響いてきて、自然の中にいるような感覚です」と初めてのステージに感激。重厚な空間での声とフルオーケストラの上質な響きをたっぷりと堪能することのできたコンサートに、演奏終了後も大きな拍手が会場いっぱいに鳴り響き、大盛況の一夜となりました。