近々発売が予定されていることは、かなり以前から伝えられていた、存在自体がクールなレーベル“Mo'wax”の首領“ジェームス・ラヴェル”によるプロジェクト“U.N.K.L.E.”のニュー・アルバムが、いよいよ7月にリリースされることになりました。

　“U.N.K.L.E.”といえば、今から5年前に放たれた衝撃のデビュー・アルバム『Psyence Fiction』（写真）でもその存在が光っていた、DJシャドウとの密接な関係でも知られていますが、残念ながら、新作でのジェームス・ラヴェルのパートナーは、そのDJシャドウではなく、サウスやイアン・ブラウンのプロデュースを過去に手掛けた、リチャード・ファイルとなった模様。とはいえ、前作でもその豪華さが話題となったゲスト・ミュージシャンが、今回も、イアン・ブラウンやマニ（プライマル・スクリーム）の元ストーン・ローゼス組を始め、ジョシュ・オム（クイーン・オブ・ザ・ストーン・エイジ）、3D（マッシヴ・アタック）、ブライアン・イーノ、ジャーヴィス・コッカー（パルプ）、グレアム・グルードマン（10CC）など、前回に負けず劣らずな豪華さを保っているのは、このプロジェクトの魅力さゆえのはず。彼らの作品らしく、一遍の映画を思い起こさせるような「エモーショナル・エクスペリエンス」となるそうな新作は、その名を『ネヴァー、ネヴァーランド』というそうで、現在までのところ、7月9日に日本先行でリリースされる予定です。なお、日本盤（UICI-1024\2,548(税込））にはボーナス・トラックが追加収録される予定ですよ。DJシャドウはいませんが、やはり注目なのは言うまでもなしな今作。とにかく注目ですね。