もっとも広く親しまれているクラシックの有名曲のひとつ、
ヴィヴァルディの『四季』に、新たな注目録音が2枚加わります。
1枚は、2011年に結成から60シーズン目を迎えたクラシック界のスター・アンサンブル、
イ・ムジチ(I Musici)による
『ヴィヴァルディ:四季』(ESCC-33 税込2,520円)。
そしてもう1枚は、クラシック・ア・カペラ・ユニットとして2008年のメジャー・デビュー以来、さまざまな名曲を歌ってきた
アウラ(Aura)による
『ヴィヴァルディ:四季』(ESCL-3932 税込3,059円)。
この2枚のアルバムが、7月4日に同時リリースされます。
イ・ムジチが演奏する『四季』で、今まで一体どれくらい多くの聴衆が涙したことでしょう。世界のバロック音楽ブームの火付け役となった演奏はあまりにも有名で、イ・ムジチはこれまでになんと通算8回も同曲をレコーディングしているとのこと。今回の『四季』は、メンバーも交代し、新たに生まれ変わったイ・ムジチによる新録音です。
これまで名声をほしいままにしてきたアンサンブルが、ふたたび多くの人の目を涙で濡らし、その明るく開放的な音楽で幸せな気分をもたらしました。
一方のアウラの『四季』は、「春」の第1楽章、「冬」の第2楽章のみ以前に録音したことがありましたが、全曲録音は世界初! テクニックと表現力のすべてを投入した渾身の歌唱を披露してくれます。