マイク・オールドフィールド 2003/05/08掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
マイク・オールドフィールドといえば、映画『エクソシスト』で使われた、あの独特なピアノの旋律でお馴染みの
『チューブラー・ベルズ』を誰しも思い浮かべるかと思いますが、今年はそんな『チューブラー・ベルズ』の発売30周年目にあたるそうで、それを記念した“ある驚くべき作品”がUKにて5月27日にリリースされる予定です。
その気になる“ある驚くべき作品”なのですが、なんと、彼自身がその『チューブラー・ベルズ』をまた新たに再録してしまった作品『Tubular Bells 2003』が、どうやらリリースされてしまうそうなのです。過去にも、ワーナー移籍第1弾作品となった
『チューブラー・ベルズ2』を始め、テクノ寄りになった
『チューブラー・ベルズ3』や、ミレニアムを記念した
『ザ・ミレニアム・ベル』など、その続編と呼べる作品は出ていたものの、今回はトータル時間もほとんど変わらない“完全再録作品”となるそうなので、これはかなり衝撃的。「『チューブラー・ベルズ』は、より発展した現在の録音技術に適した作品」と言う彼のコメントからも推測できるように、最新録音技術を駆使して、より深く濃くなった『チューブラー・ベルズ』の世界を堪能させてくれる作品となりそうです。
また、同日には、この『Tubular Bells 2003』と、『チューブラー・ベルズ2』、そして『チューブラー・ベルズ3』をセットにした、ボックス・セット『The Complete Tubular Bells』もリリースされる予定。これには、さらに5.1chに対応したDVD版「チューブラー・ベルズ」もボーナス・ディスクとして収録されるそうなので、ファンは買い逃しのないように。