2003/05/14掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
プロ・サーファーにして映画人にしてシンガー・ソングライターの
ジャック・ジョンソンが、本国アメリカではインディー盤ながら20万枚のセールスを記録し(その後、メジャー盤として流通)、ここ日本でも昨年日本盤がリリースされ評判を呼んだデビュー作
『Brushfire Fairytales』(写真)に続く2作目のアルバム『On and On』を完成。その
日本盤(UICU-1044\2,548(税込))が6月19日にリリースされる。
レゲエのテイストを盛り込んだ、自然体から繰り出されるアコースティック・ブルースで、音楽だけでなく映像の世界でも活躍しているゆえなのか、聴く者に映像を喚起させてもくれる才人、それがジャック・ジョンソン。『Brushfire Fairytales』発表後には、彼の友人であるG.ラヴや
ベン・ハーパーらも参加したサウンドトラック『The September Sessions』を手掛け(残念ながらこちらは日本盤未発売・・・・・・)、マルチな活躍ぶりの幅も広がる一方。
さて、その彼の注目すべき2ndアルバム『On and On』は、録音そのものは前作と同じ、ベーシスト/ドラマー/ジャック・ジョンソンのトリオ編成での録音がメイン。トリオの顔ぶれも前作と同じなので、さりげなく魅力的なリフを弾いてのけるベーシストのプレイに魅了されてしまった人は、今作でも引き続き魅了されてくださいませ。心和ませるサウンドだけが持ち味かと思われがちですが、歌詞も魅力的なシンガー・ソングライターなので、ここはぜひ対訳付きの日本盤で購入を。気分をすっきりさっぱりとさせたい時には、ジャック・ジョンソンの作品が出番かと。
なお、同じ6月19日には、今年も6月13〜15日の3日間開催されることが決まっている音楽フェスティヴァル“Bonnaroo Music Festival”の2002年度版のステージの模様を収録した2枚組ライヴ・アルバム『Live From Bonnaroo Music Festival 2002』の
日本盤(UICE-1056〜7\3,262(税込))が登場。こちらのフェスにはジャック・ジョンソンはもちろんのこと、ベン・ハーパーも参加し、おまけにフィッシュのトレイ・アナスタシオやノラ・ジョーンズも参加。何で日本では話題にならないのだろう、と不思議で仕方ない内容充実のフェス。DVDも同時発売予定なのでそちらもお楽しみに。フェスの詳細はこちらの
公式HPで知ることができますので、ぜひ。2003年版も地味だけど豪華な顔ぶれが勢揃い。観たい!!