7月16日(月・祝)、
怒髪天のツアー<OK!Let's Go TOUR 2012“夢追道中”>ファイナルが、ZEPP DiverCity TOKYOで開催。
会場を埋め尽くしたオーディエンスの熱気は開演と同時に最高潮、ウェルカムソングとして定番となった1曲目「YO・SHI・I・KU・ZO・!」から息ぴったり。ステージとフロアは瞬時で一体と化す!
ライヴは最新アルバム
『Tabbey Road』を中心に、旧譜からの楽曲も織り交ぜたラインナップで進行。清水泰而のベースラインが唸りまくるファンク・ナンバー「もっと…」や骨太ロック・サウンドが轟く「愚堕落」など、新作からのナンバーもライヴを重ねるごとに逞しさを増して輝く!
「バンド、絶好調ですよ! 46歳にして非常に楽しい!」と語るヴォーカルの増子直純はMCも絶好調、昨今結成された某新政党に対しても「俺が新しい党名を考えておいたよ!」と、その名もずばり“小悪党”を推薦! そして、「ナンバーワン・カレー」から本編ラストまで12曲をノンストップで爆走する。
オーディエンスの一人一人に熱く語りかけるようなミディアム・ナンバー「そのともしびをてがかりに」、バンドの生き様をそのまま歌にした「歩きつづけるかぎり」、怒髪天流シンガロング・スタイルの真骨頂とも言える「雪割り桜」では会場を歌声が包み込む。また、ギターの上原子友康がリード・ヴォーカルをとる「夢と知らずに」ではいつもの怒髪天とは一味異なる世界観で魅せ、ドラムの坂詰克彦は「押忍讃歌」の振り付けレクチャー・コーナーで大いに弾ける! 笑いあり、涙ありのファイナル公演はいよいよ大詰めへ。
本編最後は別れを惜しみ、再会を誓うサンバ・ナンバー「セバナ・セ・バーナ」。回るミラーボール、天井から舞い降りる紙吹雪。中には怒髪天からのメッセージが記された短冊もありと粋な計らいも。
アンコールは「祝杯を交わそうぜ!」という増子の合図ではじまった「酒燃料爆進曲」と、盤石の一体感かつ、解放感に満ち溢れた「サスパズレ」の2曲。アンコールでも溢れんばかりの愛と力で、ツアー・ファイナルは大団円を迎えました!
なお、本ツアーの追加公演が決定しており、9月19日(水)福島・いわきクラブソニック、22日(土)岩手・宮古クラブ・カウンター・アクションでワンマン・ライヴが開催。また、10月4日(木)〜8日(月)には京都・磔磔にて<響都ノ宴>5周年を記念した5日間公演が、そして10月17日(水)〜19日(金)には東京・渋谷クラブクアトロで<トーキョー・ブラッサム>が開催されます!(Photo By 石井麻木)