時代や年齢を反映した独特の歌詞世界を載せた名曲群、個性的な歌唱と天性の声で、世代を越えて愛されるシンガー・
森高千里。彼女が今年で活動25周年!これを記念し、レーベルの垣根を越えてシングルA面全45曲をコンパイルした3CDのパーフェクトなコレクション『ザ・シングルス』(写真)が登場!
初回生産限定仕様(WPCL-11128〜30 税込4,280円)と
通常仕様(WPCL-11131〜3 税込3,980円)の2ヴァージョンで8月8日(水)発売です!
時を経てもなお色褪せることなく輝き続ける森高チューンを、手ごたえ満点の3CDにパッキング!初回生産限定仕様は、各ディスクがスーパー・ピクチャー・レーベル仕様、未発表のカットも含む48Pに及ぶ豪華別冊フォト・ブックレットが付属し、三方背スリップケースに収められたファン必携の逸品!デビュー25周年のアニヴァーサリーに相応しい仕上がりとなっています。
また、デビュー日である5月25日にオープンした「YouTube 森高千里公式チャンネル」(
www.youtube.com/moritakachannel)では、レパートリーのほぼ全曲にあたる200曲をセルフカヴァー、随時アップしてゆくというスペシャルな企画を7月より進行中!ライヴではもちろん公の場で再現されたことのない楽曲も含む楽曲群を、現在の森高千里が1年かけてじっくりと歌い上げてゆきます。『ザ・シングルス』と合わせてパスト&フューチャーを見せてくれるかのような森高千里のアニヴァーサリー・イヤーに注目です!
記念すべきターニングポイントにあたり、森高千里自身が心境を語るオフィシャル・インタビューが到着!今後の展開に期待が高まる発言の数々をお楽しみください。
[森高千里 オフィシャル・インタビュー]
――25周年をむかえての、今の率直な感想を。
「25周年っていうのはものすごく大変なことで、私よりずっとベテランの方々が迎えるものだというイメージがあったんですね。だから、自分の事としてはピンと来なかったんです。でも、しばらく前に、ファンの方が“もうすぐ25周年ですね”というメッセージをホームページに書いてくれたのを見て“えっ、私が!?”とビックリして(笑)。それが、あらためて25周年を実感するきっかけになりました。私の場合は、結婚してしばらく音楽活動から離れていたブランクもあるし。ずっと活動を続けて来られた方の25年とはちょっと違うのかもしれないですけど。マイペースながらも25年やってこれたことは自分でも客観的にすごいな、と思うし。こうして25周年を迎えられたことを嬉しく思っています」
――今、25周年を迎えてあらためて「歌手・森高千里」の音楽を聴いてどう思います?
「自分の曲をきちんと聴き返すのは本当に久しぶりなので新鮮です。レコーディングして、コンサートで歌っている時にはもう、なんていうか、曲がカラダに入りこんでいるから客観的に聴けないところもあったんですけど。今は、前とはちょっと違う感覚で聴いている自分がいますね。当時のことを忘れていたというわけではないんだけれど、その頃に思っていたことがわーっと甦ってきたり。結婚もして、子供も生まれて……当時よりもいろんな経験をしている今の私が聴くことで、歌っていた当時とは違う視点で歌詞が心に入ってくることもあるし。そういう発見もいろいろあって面白いです」
――シングル・ベスト『ザ・シングルス』リリースに関しての思い入れや、この後アルバム・ボックスや、ブルーレイ(映像)ボックスなど、自分の音楽活動を集大成するようなリリースが続きますが、どのように思っていますか?
「デビュー曲からの全シングルを集めたベストやアルバムをまとめたボックスは初めてなので、うれしいです。私自身、とても楽しみにしているんです。家でも聴けるぞ、車でも聴けるぞと(笑)。これは、やっぱり25周年という節目を迎えたからこそ出せるものですよね。そういう意味でもラッキー♥って感じです。映像集も、今までの自分の歴史を客観的に見ることができて面白いですね。“そういえば、こんなのもあったな”と懐かしい映像もありますし。すべてが自分の歴史だから、“この映像は恥ずかしい”とか"これはなかったことにしたい!"みたいなものは、うーん、ないです(笑)」
――YouTubeにて公式チャンネルが立ち上がりました。まわりの反響や自身の感想を聞かせてください。
「想像以上に、多くの方に"観ているよ"って言われます。ファンの方や、周りにいる人たちだけでなく、しばらく会っていなかった友達が久しぶりに連絡をくれたり。映像のコメント欄にファンの方々が書いてくれたことを読んで、自分でもまたCDを出してきて聴いてみることもあります。また、この公式チャンネルをきっかけにして、初めて私のいろんな曲を聴く方もいるだろうし。コンサート活動を休止してから好きになった人には、ライヴではこんな感じで歌っていたんだっていうのを観てもらえるのかな。これからもまたいろんな映像をあげていこうと思っていますけど、懐かしく思い出してもらえたり、新鮮な気持ちで楽しんでもらえたらいいですね」
――公式チャンネルで200曲セルフカヴァー企画がスタートします。感想と意気込みを。
「はい、無謀なチャレンジですよね(笑)。でも、久々にわくわくしています。果たして本当にできるのかな、という不安もないわけではないんですけど。これくらい無謀なほうが私っぽいかな、とも思うんです。今までやってきた森高千里の"カタチ"があるとしたら、こういう25周年も私らしくていいんじゃないですかね。やっぱりね、目立つことが好きなんですね。目立たないとソン!みたいなね(笑)。それに、自分が歌ってきた曲に自分が触れる機会というのも、こういう企画がない限りなかったと思うし」
――ライヴを見たいという要望も高まっています。ライヴについての自身の想いを聞かせてください。ライヴを行う可能性はありますか?
「今はまだ、200曲セルフ・カヴァー企画のことで頭がいっぱいなのですが。これをやりながら、じょじょに盛り上がっていければいいですね。その先にライヴがある、という風につながればいいなと思っています。期待は……していてください(笑)」
インタビュー / 能地祐子