ジャズ・ピアニストの
大西順子が、10月22日から始まる国内ツアーを最後にプロの演奏家としての活動から引退することを発表しました。
オフィシャル・サイトに掲載された「大西順子からのメッセージ」では、これまでの自らの音楽活動で感じていた苦悩を赤裸々に語り、「私には自分のための演奏は出来ても、オーディエンスを満足させるパフォーマー、クリエーターにはなれない、むしろ研究者でいたいという結論に至りました」と綴っています。今後については未定ですが、これまでの経験を活かし、次世代を担う音楽家をサポートすることを考えているようです。
最後となるツアーは10月22日(月)、福岡・NEW COMBOを皮切りに11月8日(木)神奈川県厚木市・CABINまで。東京公演は、10月27日(土)と28日(日)の2日間、ブルーノート東京にて行なわれます。