2003/05/29掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
今週も愛と感動、笑顔をもたらすステキなDVDチャートのお時間がやってきました。まず初登場1位入賞には
“ラーメンズ”“バナナマン”“おぎやはぎ”!年はとってても立場的には“お笑い界の新風”と言い放つ異質な3組が、2002年3月2日〜3月3日に全電通ホールで行なったライヴを収録した
『ライヴ!!君の席―SPECIAL SIX SEATS―』が登場。日本テレビのインターネットプログラム『笑いの巣』を見事主席で卒業(?)を果たした実力が三つ巴でコラボレート!コントクリップ・シリーズ3部作『君の席』で完結したかにみえたこの濃度、ライヴでさらに暴発炸裂。「通夜」「よしひこ」「オギと5人の仲間たち」「女心」・・・・BS日テレでは放送されなかった「すぐ言うゲーム」も無事収録。クールな佇まいというよりも、色んな意味でちょっと危ない6人のキレっぷりを拝見しときましょう。
アメリカ版『ふたりのビッグ・ショー』とはまさにこのこと、
スティーヴン・スピルバーグ&
トム・クルーズの
『マイノリティ・リポート 特別編』も2位に浮上。ここまでされたら何も言えない、離せない、麗しのSF超大作!『ブレードランナー』の原作者としても著名なSF作家“フィリップ・K・ディック”の原作(短編小説「マイノリティ・レポート」)を元に、仮想空間逃げまくり。鉄腕アトム/ドラえもんを、あっという間に飛び越えた近未来ってあんな感じ?誰もが思っただろう、重要人物・プリコグはプルコギではないことだけは確かでした。
50年の時を経て復活した
『ピーターパン&ピーターパン2』、韓国版『魁!男塾』共学編
『火山高』、『アニマトリックス』すっごい楽しみ!『マトリックス 特別版』、『里見八犬伝』が懐かしい
『たそがれ清兵衛』、昔サントラ買いました『バクダッド・カフェ [完全版]』と、話題作も続々目白押しの中、10位に現れたのは
『水の女』(写真はエンディング・テーマ「閃光」)。映画初主演を飾った
UA、監督からのラヴコールに答えた
浅野忠信、派手さは無いのに圧倒的な存在感が伝わってくるのはこの二人だからこそ。ギリシア自然哲学における“宇宙の万物の源”、つまりは「水」「火」「風」「地」を登場人物になぞらえ、交錯していく人間関係。なんか惹かれます、この雰囲気。共演では、HIKARU、YUKI、ぼんちおさむ、江夏豊・・・など個性もあればクセもある人選がキラリ。ぼやけているようで、色彩鮮やかな風景と一緒にご堪能ください。“銭湯”が舞台なだけに関連本『銭湯読本 The New Life With SENTO』(ISBN-4-04-898099-8)も忘れず。