ホラー映画の限界に挑んだとてつもなく恐い映画、劇場版『呪怨』(写真は主題歌の推定少女/「鍵が開かない」)がいよいよDVDで登場します！　白塗りの子供“敏雄くん”がドアップで映された、あのポスターは嫌がらせに近いほど気味悪かった！敏雄くん役の男の子の将来を心配しちゃうほど恐ろしいキャラでした。洒落にならない恐さから、レンタル店から回収になり、発禁寸前だったVシネ時代の旧『呪怨』『呪怨２』も今年DVDで復活しましたし、そしてこの劇場版『呪怨』、さらにホラー映画の巨匠サム・ライミ製作による、ハリウッド版『呪怨』も清水崇監督でいよいよ撮影開始！　さらにこの夏、劇場版『呪怨2』がいよいよ公開され、映画の内容と同じく、どこまでも増殖する『呪怨』！　この繁殖率と恐ろしさは『リング』なんて目じゃない！いったい、いつまで続くの？と言いたくなるけど、物語なんてあって無いような物ですから、どこまででも続くのです！　複数の異なったエピソードを1つの設定により1本の映画にまとめる。だから最初から最後まで恐い。劇中、常に恐い！　この設定を考えた清水崇のアイデアの勝利ですね！　でもこれだけ演出の才能が評価されてるのだから、『呪怨』以外に撮ればいいのにと思うのですが・・・。　ある意味、清水崇こそ呪われているのかも？
　さて7月25日に発売となる劇場版DVD(PIBD-1299)の内容の方ですが、女優別のメイキング、奥菜恵、伊東美咲、上原美佐、市川由衣のインタヴュー、さらに未公開シーン、監督の絵コンテ集など盛りだくさんの内容！　そして封入特典は“敏雄君の除霊グッズ！　たしかに必要かも！？

　そしてお待ちかねの劇場版『呪怨2』！　監督はもちろん清水崇で、舞台もお馴染みの “家”が登場します！　実際に、毎回撮影に使っているあの“家”は存在するそうですが、みなさん、間違っても探さないように！！　
　今回、敏雄君と伽椰子の餌食になるのは、酒井法子、新山千春(!)、市川由衣など、泣き叫ぶ姿が簡単に思い浮かぶナイスなキャスティング！　意外にも映画初主演作となった酒井法子さんには想像を絶するショックシーンが用意されてるそうですので、ファンの方ご注意を！

　気になるハリウッド版の『呪怨』は現在、急ピッチで準備中との事です。最近じゃ『スパイダーマン』の監督として再び有名になったホラー映画の巨匠、サム・ライミ監督が、『こんな恐い映画は観た事が無い』と言って自らリメイク権を買い取ったほどの熱の入れようで、監督に抜擢された清水崇は、わずか30歳にしてハリウッド監督デヴュー！　これ凄い快挙です。