デビュー40周年を記念し、5年ぶりに全国ツアーをスタートさせた
TULIP(チューリップ)が先週末、東京国際フォーラム・ホールAでの2DAYS公演を開催。「心の旅」「虹とスニーカーの頃」などをはじめとする大ヒット曲、名曲の数々をアンコール含め、計28曲披露しました。
オープニング曲「夏色のおもいで」から、彼らの登場を待ちわびていた約5,000人の観客が総立ちという異様な熱気に包まれてスタートしたこの日のライヴ。ヴォーカルの
財津和夫は「皆さん今日はようこそいらっしゃいました。私たちもいろんなことで歳を重ねました。いつの間にかスカイツリー建ちましたよ。いつの間にかJRに代わっておりました(笑)。そんな私たちですが、(今日は)青春時代に戻っていただいて曲を聴いてください」とMC、客席を沸かせる。
ギターを手にステージ上を駆け回る
姫野達也。
安部俊幸のMCに退屈そうにイビキをかいて眠りこける財津。終始ファンの手拍子と笑いに包まれた中盤戦を経て、ヒット・ナンバー「青春の影」が演奏されると、今までとはうって変わって客席は真剣に楽曲へと耳を澄ませる。中には感極まって涙ぐむファンの姿も。
そして、いよいよ本編最後の曲。「メンバー一同、青春してしまいました! 本当に今日はありがとうございました!」という財津のMCのあと、「心の旅」を演奏。会場の盛り上がりは頂点へ!
また、最後には財津より、来年の4月29日に東京国際フォーラムでの追加公演の開催が発表されると、会場からは割れんばかりの拍手! 約2時間半に及ぶファンとの“同窓会ライヴ”は、メンバーとファンの満面の笑顔と感動の涙とともに幕を下ろしました。
この後も、年末の大阪・オリックス劇場での公演まで、休まず全国各地でファンとの“同窓会”を行なうTULIP。精力的に活動する彼らのメモリアル・イヤーに注目です。