超絶ハイトーンを持つミリオン・シンガー
小野“SHO”正利の加入後、3作目となるニュー・アルバム
『ANGEL OF SALVATION』をリリースしたJ-メタルの至宝
GALNERYUS。本作はオリコンのデイリー・アルバム・チャートにてベスト10入りという快挙を成し遂げています。
約15分のタイトル・トラック「ANGEL OF SALVATION」は、チャイコフスキーの代表曲であるヴァイオリン協奏曲二長調Op.35をモチーフとして制作された楽曲。ちなみに“GALNERYUS”というバンド名は、ストラディバリウス、アマティと並んで“世界三大ヴァイオリン”と称される名器に由来しており、もはやジャンル云々を飛び越えた壮大な楽曲となっています。現在絶賛公開中のミュージック・ビデオも、その世界観を投影したスケール感のあるもの。
なお、そんな彼らが韓国でちょっとした騒動に。アルバム『ANGEL OF SALVATION』は前作、前々作同様、韓国でのリリースが決定していますが、大量に予約がキャンセルされているとか。前作『PHOENIX RISING』は韓国の音楽チャートで4週連続ベスト10入りし、韓国では“海外アーティストが1,000枚売れたらヒット”と言われる中、3,000枚のセールスをあげ、今夏は〈釜山ロックフェス〉に出演、約1万人が熱狂するなど人気は上昇中、今作のアルバムの予約も好調……という状況の中、急にキャンセルが相次いでおり、現地レーベル関係者はメンバーのSHO(vo)がfacebookに靖国神社の写真を載せていること、竹島に海外メディアが上陸した時への言及がその背景にあるのでは、としています。