さる10月19日(金)、TOSHI-LOW(
BRAHMAN)と後藤正文(
ASIAN KUNG-FU GENERATION)によるトーク・イベントが、TSUTAYA RECORDSの主催により、東京・ミッドタウンにある「TSUTAYA Lifestyle CONCIERGE」にて行なわれました。
イベントは、音楽雑誌『Talking Rock!』編集長の吉川尚宏が司会をつとめ、和やかな雰囲気で進行。9月に開催された〈AIR JAM 2012〉のエピソードに端を発し、〈FUJI ROCK FESTIVAL〉でTOSHI-LOWと後藤が初対面したときの話、そして東日本大震災や復興支援に対する2人の考えなどが語られ、また、合間では観客から質問を募集する一幕もあり、「好きな女性の仕草は」「思い出深いライヴのエピソードは」といった内容から、「2011年3月11日は何をしていたか」といったシリアスなものまで、幅広い質問が飛び交いました。
途中、後藤は脱原発という考え方と音楽との向き合い方について触れ、「自分たちの時代の新しい反抗の仕方を考えなくちゃいけない」と真摯な表情で吐露。また TOSHI-LOWは観客から10月13日に台北で行なったライヴについて訊かれると、とてもいいライヴになったと話し、併せて、台湾の人々が東日本大震災に際し一番多くの義援金を送ってくれたことや、台湾のPCメーカー「ASUS」が基板に「GOD BLESS JAPAN」の文字を刻んでいることについて感謝の意を込めてMCをしたところ、台湾の観客も号泣して応えてくれたというエピソードを明かしています。
なお、このトーク・イベントの詳しい内容は、TSUTAYA RECORDS が発行しているフリーペーパー『VA』(11月20日号)で紹介されるとのこと。