11月3日(土)、4日(日)の2日間に渡り、東京・代官山 UNITにて壮絶ラインナップを迎え開催されるライヴ・イベント〈leave them all behind 2012〉(
www.facebook.com/leavethemallbehind.show.jpn)。同イベント2日目のヘッドライナーとして奇跡過ぎる初来日を果たす英バーミンガムの至宝、
GODFLESHが、大阪では11月5日(月)、東心斎橋 LIVE SPACE CONPASSにて単独公演を開催! ゲストとして同じく初来日の米ポストブラック・ハードコア、
DEAFHEAVENも出演します。
共にFALL OF BECAUSEのメンバーだったJustin K. Broadrick(vo, g, prog)とBen G.C. Green(b)が、Justinの
NAPALM DEATH一時加入、HEAD OF DAVID加入を経て1988年に結成したGODFLESH。所謂インダストリアル・メタルの元祖として、そして元NAPALM DEATHメンバーのバンドとして語られる彼らですが、FALL OF BECAUSEが
KILLING JOKEの楽曲名からバンド名を拝借していることからも推測できるように、
THE STRANGLERSからKILLING JOKE、
WIREへと続くパンク〜ポスト・パンクに連なる英オルタナティヴ・ミュージックを確実に継承する存在。ヘヴィロックに留まらず、90s以降のあらゆるアンダーグラウンド出自音楽に絶大な影響を及ぼし続けています。
2001年に目下ラスト・アルバム『Hymns』をリリースし、2002年には解散。その後Justinは
JESUを始動、彼流のシューゲイザー / ドリーム・ポップを体現し新たな支持層を得たほか、彼自身最古のプロジェクトであるFINALの再始動、メランコリックなミニマル仕様の
PALE SKETCHER(Ghostly International)、
Bill Laswellとの雑食ビート・ミュージック・プロジェクトTHE BLOOD OF HEROES(ohm resistance)、Aaron Turner(
ISIS /
MAMIFFER)とのGREYMACHINE、ダブステップ / ダークステップ・プロジェクトJK FLESH(3by3)などなど、多岐に渡る活動を展開。完全に終わったかに見えたGODFLESHですが、2010年、〈HELLFEST 2010〉出演のため奇跡の再結成を果たしたのでした。
海の向こうの再結成だけでも胸踊るニュースであるにも関わらず、ここ日本でも彼らの雄姿が拝めるとは。これを奇跡と言わずに何と言いましょう。英国の闇を投影したかの如き醜悪さの中に、ホーリーとさえ言えるメランコリーを湛えた孤高の存在GODFLESH。この機会をぜひお見逃しなく! DEAFHEAVENも、DEVIATED INSTINCTとのツアーを経ているだけに英国バンドとの相性はばっちりのはずです!