ソロ・デビュー25周年を迎えた
工藤静香がビルボード東京にて5年ぶりのライヴを開催! 昼夜2回公演、計630席がわずか3分で完売となった今回、まずはいきなり「抱いてくれたらいいのに」で幕を開け、続いて
中島みゆきによる「激情」「雪・月・花」へ。ステージと客席の間が0cmの会場を見渡し、「近い! これはお互い照れますよね」と苦笑い。その後も「抱いてくれたらいいのに」「めちゃくちゃに泣いてしまいたい」「くちびるから媚薬」など、中島みゆきに並び多くのヒット曲を作詞している
松井五郎について「年に1回くらいしかメールしないけどどこかでずっと観察されてるようなくらい理解して詞を書いてくれる」と語りつつ、松井提供の「存在」「恋一夜」を披露。
会場が温まってきたところでスペシャル・ゲストの
押尾コータローが登場。NHK『SONGS』でもセッションした「黄砂に吹かれて」を押尾の超絶ギターをバックに熱唱!
4年ほど前に
阿久 悠のトリビュート作品『時の過ぎ行くままに』で共にフィーチャリング参加したところから意気投合した2人。工藤は押尾の第一印象を「はじめて会った時はトトロさんみたいって思ってました」と告白! それに対し押尾は「アイドルオーラ満載でビビリました」とのこと。その後は、押尾からのリクエスト「Ice Rain」をしっとりと歌い上げ、最後に工藤は「押尾さんのギターは歌いながら会話しているよう!」と絶賛!
その後はドラムのリズムだけで1コーラス歌いきった「Jaguar Line」、新曲のカップリングに収録されたロック・チューン「バロックパール」、工藤最大のヒット曲「慟哭」で会場の盛り上がりは最高潮に! 最後は10月にリリースされた、絢香による提供曲「キミがくれたもの」でしっとりと締めくくる……と思いきや、アンコール・コール前に再びステージに舞い戻り「待たせちゃ悪いし、時間もったいないでしょう」と「嵐の素顔」をすかさず! ラストにはあの伝説の振り付けも飛び出し、会場を大いに沸かせました。
「何周年とかいうことだけではなく、自分のペースで歌い続けたい」と再度のステージを約束した工藤静香。今後は今週末11月9日にビルボード大阪で公演、年末には2年ぶりのディナーショーが開催されます!