2003/06/16掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
元ラーズのベーシストで、同バンド脱退後にはギタリストへと転向し自身率いるバンド
“キャスト”のフロントマンとして活躍している
ジョン・パワーの、これがキャリア初となるソロ・アルバムがイギリスでリリースされる。
『Happening For Love』(写真)と題されたこのアルバムは、当初6月16日のリリースとアナウンスされていたが、どうやら6月30日へと変更になったようだ。リリース元である“
Eagle Records”のHPにもジャケット写真と曲目以外の詳細な情報は掲載されておらず、何よりもソロ・アルバムがリリースされること自体があまり騒がれていないから無念。プロデューサーにはキャストの1st『All Change』(95年)と2nd『Mother Nature Calls』を手掛けてもいる大御所ジョン・レッキーを起用。物凄く地味なジャケット・デザインからして、キャストにも通じた真っ正直な感じのメロディアスなギター・ロックを聴かせてくれるのでしょうか?
2001年の4thアルバム
『Beetroot』を最後にキャスト本体の新作も発表されていないだけに(解散したとの情報も流れていないはず)、このソロ作を発火点にキャスト復活!! の流れにでもなれば・・・・・・。以前に当欄で紹介したブルートーンズやシェッド・セヴンもそうですが、いわゆるブリット・ポップ・ブーム期に脚光を浴びたバンドの面々は、どうにもこうにも活動に日が当たりませんね。少し淋しい・・・・・・。