今月初めに羽田空港で実施された先行試聴イベントも話題となった
ブライアン・イーノ(Brian Eno)の最新アルバム
『LUX』のリリースを記念し、アルバムのテーマでもあり、初期のタイトル候補でもあった“光の戯れ:play of light”に基づき、“DAY OF LIGHT”と題したスペシャルな試聴企画が実施されることが発表されました。
11月17日、ブライアン・イーノの公式サイト(
lux.brian-eno.net)にて、最新アルバム『LUX』全編が4度に渡ってライヴ・ストリーミング。またストリーミング中、リスナーは“DAY OF LIGHT”のテーマに沿った写真を投稿することが可能。投稿された写真は、イーノ本人と彼の制作チームによって選ばれ、リアルタイムで音楽に合わせて加工されるという、リスナーがリアルタイムで参加できる特別な映像コンテンツとして世界に向けて公開されます。
完全なソロ作品としては、2005年の
『Another Day On Earth』以来7年ぶりとなる『LUX』は、イーノがスタジオの窓から差し込む“光の戯れ”にインスピレーションを得て制作された75分のアンビエント作品。この試聴企画では、あらゆる写真が投稿可能ですが、イーノからの提案は、「時間の移り変わりの中で見られる陽の光の表情をとらえたもの」。視聴者がアルバムを聴いている、その部屋の窓から差し込む光をとらえた写真などが望ましいとのこと。
なお、本試聴企画は、10月30日に各国で行なわれた限定オンライン・プレビューやシドニー・オペラハウス(オーストラリア)、セント・パンクラス教会(イギリス)、万国民の教会(ニューヨーク)、そして羽田空港(日本)などで行なわれてきた先行試聴イベントに続いて行われるオンラインのスペシャル・イベントです。