米サンディエゴ出身のマルチ・インストゥルメンタリスト、ジミー・ラヴェル率いる変則バンド、
アルバム・リーフ(The Album Leaf)が、1月9日にニュー・アルバムと彼らが音楽を手がけた映画のサントラをカップリングした日本限定仕様の2枚組アルバム
『フォーワード / リターン + トーリーズ・ディストラクション』をリリース!
ニュー・アルバム『フォーワード / リターン(Forward / Return)』は、前作
『ア・コーラス・オヴ・ストーリーテラーズ』から2 年半以上の歳月を経て、バンド・メンバーと録音環境を一新して制作。
バンドには、ジミー・ラヴェルと以前から在籍していたヴァイオリンのマシュー・レソヴィッチのほか、かつてアルバム・リーフのレーベル・メイトだった
マーキュリー・プログラムのドラマー、デイヴ・ルブルーと、サンディエゴのマルチ奏者、ブラッド・リーが加入し、4人編成に。
とりわけ、ルブルーの柔軟なドラミングとリーのトランペットの音色は、アルバム・リーフの楽曲に新たな息吹をもたらしており、ラヴェルがロサンゼルスに新たに構えたホーム・スタジオでほとんどの録音とミックス作業を行ったことも、楽曲とプロダクションの完成度を高める一方で、重苦しさとは無縁のリラックスした雰囲気を生み出しています。
一方、映画『トーリーズ・ディストラクション(Torey's Distraction)』(日本未公開)のオリジナル・サウンドトラックは、アコースティック・ギターを主体とした短くて輪郭のはっきりとしたインスト曲が多くを占めた一作。ニュー・アルバムとは対照的に、アンビエントでアブストラクトな楽曲も入っていたりと、ラヴェルのソングライティングの引き出しの多さが窺える作品となっています。