デビュー40周年記念ベスト・アルバム
『日本の恋と、ユーミンと。』はオリコンウィークリーアルバムランキング1位を獲得(12月3日付)、前人未到の5年代連続首位、ソロ・アーティスト史上初のアルバム総売り上げ3,000万枚を突破した、
松任谷由実。その記念すべきベスト盤にスペシャル・トラックとして収録された「青い影 / Procol Harum feat. Yuming」でコラボした、
プロコル・ハルムとの競演ツアーが横浜「パシフィコ横浜」国立大ホール公演よりスタート!
デビュー40周年というこの機に、“自分のルーツ”はどこにあったのかを改めて振りかえったユーミン。今年4月、プロコル・ハルム宛てにその想いを手紙に託し、「青い影」のレコーディングと、今回の競演ツアーが実現へ!
1967年に発表されたプロコル・ハルムの世界的大ヒット曲「青い影」とユーミンが出逢ったのは13歳の時。この楽曲に大きな衝撃を受け、楽曲制作をはじめたとのこと(荒井由実初期の代表作でもあり、デビュー・アルバム『ひこうき雲』は、この曲がなかったら存在しなかったほど!)。そのプロコル・ハルムとの競演で開催されるこのツアーは、まさしく“原点回帰”とも思える、荒井由実時代の楽曲を中心に構成された内容となっており、「ひこうき雲」はもちろん、近年コンサートで演奏されることがなかったデビュー曲「返事はいらない」(1972年)も久々に披露。プロコル・ハルムも「Conquistador」など、70年代に発表された代表曲を中心に6曲を演奏。
さらには、ユーミンとプロコル・ハルムの共演の形で「青い影」と並んでユーミンが大好きだった「Homburg」などの彼らの楽曲3曲を披露! 夢の共演に「実はものすごく緊張していて、キャリアは40年も積んだはずなのに何の役にも立たないみたい。今はまるでデビュー・コンサートの時みたい」と感想を語っています!
そして、デビュー40周年のユーミンへのプレゼントとも言える、ゲイリー・ブルッカー(vo、p)が新たに英語詞を書き下ろした「ひこうき雲」「翳りゆく部屋」を共演。そして、運命の楽曲「青い影」へ。「今日のこの日のことは、間違いなく人生最後の日まで持っていくことになると思うんですけど、皆さんにはその証人になってもらって、今日は本当にありがとう」と、ユーミンが子供の頃に見た夢が現実となった、特別な夜となりました!
なお、本ツアーは全7公演、12月12日(水)名古屋国際会議場センチュリーホールまで行なわれます。