ジェフ・バリー 2003/07/02掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
米国音楽の青春時代、ブリルビル期を代表するソングライターで、
エリー・グリニッチ(写真は彼女のソロ作2 in 1)とのコンビで、数多くの名曲を世に残した
ジェフ・バリーのDVD
『chapel of love jeff barry and friends』(VPBR-11545 \3,990(税込))が8月21日に出ます!
こちらはカリフォルニアのサンタバーバラで行ったコンサートの模様を収録したもので、出演は
ブライアン・ウィルソン、
マリー・ウィルソン、
ロニー・スペクター、
レイ・ピーターソンなど超豪華! 以前にこのライブの模様を収録したCDが出ましたが、本作は参加アーティスト達が曲作りやヒット曲のいきさつを語ってくれるドキュメンタリー付きです。
ジェフ・バリーっていいですよね! 今回はコンサートのDVDですが、正直、筆者なんかは何でも良かったのです。彼の曲が聴ければ! パートナーのエリー・グリニッチや、同胞の
バーリー・マン&シンシア・ウェイル、
キャロル・キング&
ジェリー・ゴフィンに比べて、今ひとつリリースアイテムの少ないジェフ・バリーですから、こうして動くジェフ様を見れるだけで幸せ! バリー/グリニッチと言えば、誰でも知ってるのが
ロネッツあたりでしょうかね? ロック&ポップスの歴史的名曲にして、ドラム、
ハル・ブレインの名演があまりにも有名な「BE MY BABY」はバリー/グリニッチの曲だって事を忘れてる人いませんか?
ゲイリー・アッシャーが亡くなる直前、彼の病室を訪れたブライアン・ウィルソンが、アッシャーの耳元で「BE MY BABY」を5回続けてかけて、アッシャーの手を握って泣いた・・・。こんな逸話が残ってますが、筆者はこの話が大好きなんです。米国音楽の青春期を共に活躍してきた2人の言葉を越えた友情が伝わってくるのですが、同時に思うのは、何で「BE MY BABY」なの? 「BE MY BABY」とゲイリー・アッシャーがあまり関係無い所が、ブライアンらしくて良いです。それほど好きなのでしょう。今回のDVDでブライアンが歌うのは、もちろん「BE MY BABY」です。
バーリー・マンの雄大で堂々たるメロディーや、キャロル・キングのR&B風味の軽快なポップスに対して、バリー/グリニッチの曲って、ドラマチックで心躍る楽しさが魅力ですよね。未来永劫まで聴き続けられるだろう、名曲のオンパレード! これを観てハッピーな気持ちになろうよ!