小林桂 2003/07/02掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
前作のアルバムタイトルは
『ソフトリー』(写真)。これが言い得て妙と言いますか、桂君のイメージピッタリの言葉で納得してしまいました。むしろ“ソフトリー”としか呼べない柔らかなお顔と柔らかなヴォイス。『ソフトリー』発売キャンペーンで “桂くんの目覚まし時計”が抽選でプレゼントされましたが、これが、本人のソフトヴォイスで朝を告げる代物で、「幸せすぎて起きれない!」なんてご婦人方もいらっしゃったとか?そんな女性に大人気の
小林桂君ですが、セクシー路線は
TOKU様に座を譲り、なんだか、いけない事を教えたくなるほど清純派路線を貫いていますが、そんな桂君に異変が・・・!
なんと8月27日に発売されるニューシングルのタイトル名を聞いてビックリ腰! その名も
「流し目プレイ☆」(TOCP-40162 \1,200(税込))と来たもんだ! 目を細めて「マイ・ファニー・バレンタイン」を歌っていたアーヴァン・チャイルドが何故に流し目プレイ? 「これじゃ女性ファンも、とまどうペリカンなのでは?」と思ってしまいましたが、意外にも反響は良く、中には「私も桂くんに流し目プレイされたーい!」と息を荒くする女性もチラホラ。そもそも“流し目プレイ”ってどんなプレイだ? とあれこれ想像を膨らませて悶々としてしまいましたが、何てことは無い、“流し目プレイ”とは資生堂は「ピエヌ」の新しいキャッチコピーで、桂くんのこの曲も、この資生堂ピエヌのCMソングに決定しているとの事でした。
しかし桂くんの清純なイメージと、このタイトルとのギャップ。変な事を想像しても仕方あるまい? 私はどうしてもあの細い目で流し目くれてる桂君のスマイルがチラついちゃって、なんだか、だんだん惚れ惚れと・・・。これが桂君の新しい戦法か? しかも今回は彼にとって初の日本語詞! いよいよ彼が単なるジャズヴォーカリストを通り越して、大ポピュラーシンガーになる日は近いか? ぜひ、そうなって欲しいですね! 優れた先人のジャズシンガーは優れたポピュラー歌手でもあったわけですからね。昔は。
「目指せ!氷川きよし!」とまでは言いませんが、ジャズヴォーカル界からも、あんなスターが生まれて欲しいものです。ジャズの未来のためにも! それができるのは、今のところ小林桂君だけでしょう! がんばれ!がんばれ!ソフトリー!!