2003/07/07掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
前回の
ピーター・ガブリエル一連作の紙ジャケ再販で、デジタル・リマスターの日本盤が出る予定だったものの結局出なかった(輸入盤紙ジャケのみリリースされた)作品3タイトルの日本盤が遂に出ます。但し、紙ジャケではなくプラ・ケース(その代わりブックレットは豪華新装とのこと)なのでご注意を。鳥人間を描いた映画のサントラ
『バーディ』(VJCP-68526)に、キリストを採り上げて物議を醸した映画のサントラ
『パッション』(VJCP-68528)、ブライアン・イーノほか多くのゲストを招いた傑作
『US』(VJCP-68529)の3作がそれで、8/20(水)に発売されます。
それにあわせて、紙ジャケでも発売されていた『ピーター・ガブリエル I』〜『ピーター・ガブリエル IV』までと、ハイライト仕様に戻った『プレイズ・ライヴ』(写真)の5作が7/24(木)に。新しい曲順に落ち着いた
『SO』(VJCP-68527)が8/20(水)に、それぞれ通常仕様で再発されるそう。輸入盤が買いにくい環境にあって、手に入れられなかった方はこちらをいかがでしょうか? 価格は全て\2,548(税込)です。
さらに。ヴァージン・レコードでは30周年を祝って、年末まで「Virgin Record 30th Anniversary」と銘打ったキャンペーンを実施することになりました。今ご紹介したピーター・ガブリエルをはじめ、既に発売中の
レニー・クラヴィッツや
イギー・ポップ、8/20には
『ホワイト・ミュージック』(VJCP-68530)から
『イングリッシュ・セトゥルメント』(VJCP-68534)までの5作が、その後は『ノンサッチ』までの計10作が紙ジャケ盤のプラ・ケース再発となるXTC、9月にはジャパンとデヴィッド・シルヴィアンなど・・・・・・リマスター再発盤がズラリ揃ったこのキャンペーン。予定されている対象商品を購入すると、サンプラーCDや特製ギフト券が当たる!などの特典もあるそうです(詳細は、
コチラでご確認下さい)。
その他の要チェックアイテムは、ジャパンとその中核、
デヴィッド・シルヴィアンのソロ再発。前者はスタジオ作の『孤独な影』と『賦力の太鼓』はもちろん、長らく日本盤廃盤だったライヴ盤『オイル・オン・キャンヴァス』、さらには輸入盤さえ廃盤状態の『レイン・トゥリー・クロウ』も再発されるのです! 後者も日本盤廃盤状態だった『ブリリアント・トゥリーズ』『ワーズ・ウィズ・ザ・シャーマン(錬金術)』『ゴーン・トゥ・アース』に、『シークレッツ・オブ・ザ・ビヘイヴ』までの4作。しかもこれら8作、デジタル・リマスターはもとより、何と「ボーナス・トラック収録予定」なのだそうです。特にジャパンは、ヴァージン時代のシングル音源が眠ったままのものばかりなので期待したいところです。
ヴァージン・レコードのコンピレーション盤も4種用意されているので、これを機に、その推移を眺めてみるのもオツかも知れません。でも何より嬉しいのは、日本盤廃盤だったものが流通に乗っていつでも買えるようになる、ということですよね。それが何より。