2003/07/09掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
endsこと遠藤遼一がTV-CMに出演するというビックリも挟みつつ、どっこいやっぱり続けますよ、という意志を見せ続けている
ソフト・バレエ。結成、活動停止、再開という流れの中で、いま最もポジティヴになっているのでは? その姿勢が垣間見えたのが、アルバムをリリースしてより新曲としてドロップされ、B'zのシングル・ラッシュがなければ、某有名チャートではきっとトップ3だった(!)という意外すぎる結果さえ残せた
「BRIGHT MY WAY」(写真)。往年のファンならまさにブライトな曲調に「コレだよ!」と拳を握り締めたことでしょう。でもソフバは、やっぱりそんなんで落ち着いちゃいなかった。新曲の完成です!
折からの80'sブームに「何を薄っぺらいことをやってるんだ」とでも言うかの如く、振り下ろされる新曲は
「SMASHING THE SUN」(WPCL-10030)! 太陽を撃て! という単語の中にも「遼一節」が感じられるのは筆者だけじゃあないでしょう。表題曲はソフバならではのエレクトリック・ポップの傑作で、彼ら独特の「異端であるという普遍性」を凝縮したものになりそう。カップリングには、まずアルバム『シンビアン』収録曲「OUT」のリメイク・ヴァージョン。「FINE TRAIN」よろしく改作とあいなったわけですが、ミックス名が“F-ix destruct”と穏やかじゃない(笑)ので、ほぼたぶん間違いなく藤井麻輝が強く関与していそう。さらにもう1曲、新曲の「TUESDAY」は美しいバラード・ナンバーだそうで、実はそういうのも得意としていた森岡賢の味が出ていたりして?
今回も全曲、作詞・作曲・編曲ともにクレジットはソフバ自身なので、まだまだ「バンドとして」上昇中であること間違いなし。しかも、今作もCDエクストラ仕様(PVかな?)なうえ、「アルバムとの連動特典」があるとのこと・・・・・・ア、アルバムですって? こりゃあウカウカしてられません。とりあえず、シングル発売日の9/25(木)には\1,260(税込)を用意して待ちましょう!
そんな上昇気流に乗ったソフバは、8/16の「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2003 in EZO」の出演も決定。今後も目が離せませんよ!