昨年デビュー25周年を迎え、リリースにライヴと華々しい活動を見せた
BUCK-TICK。勢いそのままにスタートしたツアー〈TOUR 2013 COSMIC DREAMER〉は、メンバーである櫻井敦司(vo)の誕生日とも重なった3月7日(木)、東京・渋谷AX公演でファイナルへ。
ライヴハウスを会場に行なわれた本ツアー、東京では2月26日〜3月7日の期間に赤坂BLITZ・TOKYO DOME CITY HALL・渋谷AXと全6公演が行なわれ、全会場ソールドアウトを記録し、BUCK-TICKの人気と実力を見せつける形に。
SEと共にメンバーが登場、「キラメキの中で…」からスタートしたライヴは、昨年リリースした最新アルバム
『夢見る宇宙』からの楽曲を中心に、壮大な世界観がステージで繰り広げられる。
今井 寿(g)と星野英彦(g)は、ステージを縦横無尽に動き回りファンを煽り、
ヤガミ・トール(ds)と樋口 豊(b)の強靭なリズム隊がボトムを支える。そして「残骸」「夜想」ではなんと、櫻井の頭上から突如ステージに激しい雨が降り注ぎ、その雨の中心で歌うという、激しさと美しさの狭間を見事に表現したパフォーマンスも飛び出す!
アンコールの後、メンバーがステージを去ると、会場からは「HAPPY BIRTHDAY TO YOU」の大合唱! Wアンコールでステージに姿を見せた櫻井へ、似顔絵入りのケーキが用意され、星野から大きな花束が贈られる。樋口は櫻井を抱きしめ喜びとお祝いを表現! 今井&ヤガミは「HAPPY BIRTHDAY」を奏でるサプライズ……と、温かい雰囲気に包まれたステージから、「君のヴァニラ」「独壇場Beauty -R.I.P.-」「Ash-ra」を披露しファイナルを締めくくると、櫻井は最後に「みなさんの愛を感じました。素晴らしいBUCK-TICKファンどうもありがとう。みなさんも生まれてきてありがとう。ハッピーバースデー!」と感謝の意を伝え、ステージを後に。
なお今後の予定としては、本ツアーの“Extra Show”として3月11日(月)に東日本復興支援チャリティ・ライヴ〈TOUR 2013 COSMIC DREAMER Extra〜WE LOVE ALL!〉を日本青年館で開催、昨年末の日本武道館ライヴの模様を収めたDVD&Blu-ray『TOUR 夢見る宇宙』が5月15日(水)に発売、さらに、ドキュメンタリー映画『劇場版 BUCK-TICK 〜バクチク現象〜』の前篇「I」が6月15日(土)から、後篇「II」が6月22日(土)から2週間限定で公開となることも決定と、熱いニュースが続くBUCK-TICK。今後も注目を!