昨年10月に限定発売されたCD(1,000枚)は、クラシック界の新人としては異例とも言える即日完売を記録したヴァイオリニスト、
末延麻裕子(すえのぶ まゆこ)。そんな彼女が3月20日(水・祝)、アルバム
『その先の希望』で待望のデビューを飾りました。
かねてより“新世代ヴァイオリニスト”として各方面から注目を集め、昨年ロンドンオリンピックと同時期にロンドンで開催された〈Japan Festival 2012 in London〉には日本代表アーティストとして選出され、そのパフォーマンスが絶賛を浴びた末延。アルバム『その先の希望』では、ロックでソウルフルなオリジナリティ溢れる楽曲を多数披露しており、「クラシック音楽をもっと身近な存在にしていきたい」という自身の夢を実現するため“音楽とファッションの融合”をテーマに、衣装はすべてセルフ・プロデュース。
4歳でヴァイオリンをはじめて以来、これまでに数々の賞を受賞している末延。2008年には、かの「CHANEL」が支援する〈シャネル・ピグマリオン・デイズ〉参加アーティストに選ばれ、ソロ・コンサートを実施。「同世代の女子にクラシック・ヴァイオリンの魅力を伝えたい」という思いから、自らクラシックをポップス・ロック調にアレンジして様々な場所で演奏、ポップスや演歌など、さまざまなジャンルのアーティストとの共演も重ねています。
さらに、彼女が所属する「古舘プロジェクト」による地域活性プロジェクト「TAN‐SU」では、TAN‐SU音楽室を立ち上げ、若いアーティストのプロデュースも担当。2013年は、自身の夢でもあった
大阪フィルハーモニー交響楽団(大阪NHKホール)、
東京フィルハーモニー交響楽団(サントリーホール)との共演、フジテレビのフィギュア・スケート放送ではプロモーション・アーティストに抜擢、型にハマらないバンド演奏を披露して好評を得ています。
類い稀なる音楽センスとファッション・センスを兼ね揃えた新世代ヴァイオリニスト、末延麻裕子。今後もぜひ注目を!