今年で第15回を迎える〈紙ジャケ大賞〉のグランプリに、ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルより発売された「サム・クック紙ジャケット・コレクション RCA YEARS」が選ばれました!
紙ジャケ大賞は「紙ジャケ探検隊」という団体が年に一度、その年度にリリースされた紙ジャケットCD作品の中から最も素晴らしい作品を表彰するもの。ソニー・ミュージックのもとには、表彰状とトロフィーが届けられています!
“紙ジャケ”とは、LPで発売された過去の音楽作品をCDとして再リリースする際、プラスチックのケースではなく、LPのミニチュア版のような紙のスリーブを付して発売される商品のこと。紙ジャケの多くは初回限定生産であり、希少価値が高いことが多い。日本が世界に誇る、技術力と精神性が込められた商品群であり愛好家も多く、「紙ジャケ探検隊」はその代表的な集まり。
今回グランプリに選ばれた「サム・クック 紙ジャケット・コレクション RCA YEARS」は不世出のシンガー、
サム・クック(写真)の初CD化作品など、9タイトルからなるシリーズ。発売直後のオリコンデイリーチャート(洋楽)では、13位の『ツイストで踊りあかそう』を筆頭に、50位以内に8タイトルがランクイン。即品薄状態になるほどの人気商品となりました。
ソニー・ミュージックの担当者は受賞について、「長らく紙ジャケットの制作をさせて頂いていますが、今回初めて大賞という名誉を賜り、感謝感激しております。年々パッケージのセールスが厳しくなっている現状ではありますが、こだわりと愛情を持って今後も精進してまいります」とコメントを寄せています。