2度に渡る来日ツアーでの圧倒的パフォーマンスで、日本各地を狂喜乱舞させたNYブルックリンのロック・バンド、アクロン / ファミリー（Akron / Family）が6作目となるアルバム『サブ・ヴァーシズ（Sub Verses）』を4月24日に日本先行でリリース！

　今作のプロデュースはSunn O)))、 Earth、 Boris、Wolves In The Throne Roomなどを手がけているRandall Dunnが、そしてジャケットを手掛けたのはSunn O)))の御大Stephen O'Malley！

　まずはこの人選からアクロンの根深いアンダーグラウンド気質……ハードコア〜ドゥーム〜エクスペリメンタル・エッセンスが垣間見れる作品になっていることがうかがえますが、さらに参加メンバーとして、ヴォーカリスト＆チェリストとして作品を出している夫婦Jessika Kenney & Eyvind Kang、Garage A Trois、The Dead Kenny GsのサキソフォニストSkerik、Wakefieldsのフロントマンであり、Band Of Horses、Grand Archives、Sera Cahooneなどの作品 / ライヴに参加しているJason Kardong……と、じつに多種多彩。

　そんな多彩な人脈から繰り出されるアンサンブルは、ノイズ、メタル・ギター、インダストリアル・ビート、さらには雄叫びまで飲み込んだ、ジャズ、プログレ、サイケ、エスノ、ジャム……と目紛しく展開！ しかしメロディ、ハーモニー、唄心の美しさも兼ね備える彼ららしさは健在というキャリア最高作ともいえる内容となっています。

　年内には3度目のジャパン・ツアーも予定されているという彼ら。まずは新作を聴いて楽しみに来日を待ちましょう！