ダブスター 2003/08/18掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
スティーヴン・ヘイグがプロデュースを手掛けたということもあって、まるで彼が今までに手掛けた、ニューオーダーかペット・ショップ・ボーイズかと勘違いしてしまいそうな名曲「ノー・モア・トーク」を含んだ、セカンド・アルバム
『グッドバイ』(写真)などで、90年代後半のエレポップ好きを支えてくれた、UKの3人組
“ダブスター”。また、その打ち込みによるリズムと儚げな女性ヴォーカリストが絡む、浮遊するデジタル・サウンドに加えて、女性ヴォーカルの名が同じ“サラ”だったこともあり、当時、セイント・エティエンヌといろいろと比較されたこともあった彼女たち。そんな、あのブラーが所属する“FOOD”レーベル出身ということでも知られる彼女たちも、残念ながら2000年末に解散してしまい、現在は別々の道を歩んでいるのですが、そんななか、バンドの顔であった、サラ嬢が新たに結成したユニット“Client”のデビュー・アルバム
『Client』がUKにて8月18日にリリースされることになりました。
バンド解散後は、アラン・マッギーの妻、ケイトがメンバーのひとりである、女性デュオ・ユニット
“テクニーク”のサポート・メンバーとしてツアーに同行するなどしていた彼女ですが、今回、デペッシュ・モードのメンバーである、アンドリュー・フレッチャーが新たに立ち上げたレーベル“Toast Hawaii”の第1弾アーティストとして再デビューすることが決定。・・・とはいえ、すでにリリースされている2枚のシングルが試聴可能な
彼女たちの公式HPを見て貰えばわかるように、このユニットでは、彼女は顔はおろか、その名も伏せており、メンバーはただ“Client:A”と“Client:B”がいると明記しているだけ。なので、彼女の相棒が誰なのか定かではありませんが、ただ、髪が黒い点とキーボード担当ということから考えると、ひょっとして、ケイト嬢なような気も・・・。まぁ、それはそれとして、エレポップ好きならきっと気に入るかと思いますので、皆さんも要チェックのほどを!!