以前、94年のソロ来日音源がリリースされるとお伝えしたアラン・ホールズワースですが、彼が短いながらも在籍していたソフト・マシーンの発掘ライヴ音源もリリースされます（そういえば最近はポリソフトなんていうプレゼントもありましたね）。

　BBCラジオ音源を音盤化するシリーズのさきがけとして『トップ・ギア・セッションズ』（写真）がリリースされていますが、今回は年代的にもその続編と言えるでしょう。その名も『BBCラディオ 1971-1974』（MAR-03849〜50）と冠された本作は、その名のごとく71年から74年、作品で言えば『5』から『収束（バンドルス）』にかけての演奏。よりジャズ・ロックに、そしてフュージョンに向かっていくソフツの歴史が垣間見えます。

　以下がその収録内容です。

Disc-1
01.アズ・イフ
02.雨滴れ
03.ウェルカム・トゥ・フリスヴィル
04.ファンファーレ〜オール・ホワイト〜MC〜雨滴れ
05.スタンレー・スタンプス・ギボン・アルバム
06.ハザード・プロファイル・パート1

Disc-2
01.サインポスト
02.ダウン・ザ・ロード
03.ノース・ポイント
04.汽車に手を振る男
05.ハザード・プロファイル・パート1〜4

　Disc-1の1〜2曲目以外はどれもLPおよびCD化がされておらず、しかもDisc-2の3〜5曲目はアラン・ホールズワース在籍時としては初の公式ライヴ音源。未聴、貴重づくしの一作です。

　そんな本作は9/25（木）に\3,990（税込）で発売予定。ソフト・ワークスの来日公演の余韻に浸りながら、期待しましょう。